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ゲームの海外展開に豊富な実績を持つローカライズサービス提供会社をご紹介

目次

  1. そもそも「ゲームローカライズ」とは?
  2. なぜ「翻訳の質」が大切なのか?
  3. 豊富なゲームローカライズ実績を持つ会社を紹介
  4. ■ゲームデバッグがメインサービスの会社
  5. ■ゲームローカライズを専業としている会社
  6. ■ゲームローカライズも含め、あらゆる業界に向けてトータルに翻訳サービスを提供している翻訳業界大手の会社

ゲームに対する注目度は、世界中でますます大きくなっています。それに付随して、国内のタイトルを世界に送り出したり、海外のタイトルを日本でリリースしたりと、ゲームローカライズの需要も増えています。しかし実際にゲームローカライズ・翻訳の依頼を、どの会社にするべきか迷うことも多いでしょう。そこで今回は、豊富なゲームローカライズ実績を持つ会社を、各社の特徴などを交えながら詳しくご紹介します。

そもそも「ゲームローカライズ」とは?

ゲームのローカライズとは、そのタイトルが対象国でプレイできるよう、ゲーム内のテキストを翻訳したり、必要に応じてシーンを差し替えたりすることです。各国の言語、歴史的背景、文化的背景の違いを正確に反映することが求められます。また、ゲーム内容を深く理解するためのファミリアライズや、翻訳後のLinguistic Quality Assurance (LQA)といった作業も必要となることなど、通常の翻訳フローとは少し異なる点もゲームローカライズの特徴です。ゲームローカライズについての詳細な内容は、『ゲームのローカライズとは?その内容や押さえておくべきポイントを徹底解説!』に記載されていますので、ぜひあわせてお読みください。

なぜ「翻訳の質」が大切なのか?

オリジナルタイトルがどんなに素晴らしい内容だったとしても、ローカライズの質が伴っていなければ、対象国でプレイヤーに受け入れられることが難しくなります。そのため、ゲームローカライズは、対象国でのヒットを左右する重要な要素といっても過言ではありません。『ゲームローカライズの「おかしな翻訳」徹底対策法』の記事にもあるように、ゲームローカライズはテキストの量が多い場合、複数名での作業や、各翻訳者のコンテンツに対する世界観の把握のズレなどの理由から、誤植やおかしな翻訳が生まれやすい分野でもあります。プレイヤーが楽しめるローカライズをおこなうためには、そういった間違いを避け、「タイトルの世界観をいかに崩さず、正確かつ魅力的に伝えるか」というスキルとノウハウが求められるのです。また、プレイヤーへのアピールポイントの1つでもあるキャラクターの音声吹き替えにおいても、ローカライズのクオリティを高めることで、より大きな人気につながるケースも多数存在します。こうした理由から、ゲームローカライズに高品質な翻訳は欠かせません。そのためローカライズを依頼する翻訳会社を選ぶ際は、これまでの実績や対応内容などを確認し、求める内容と合致しているかどうかを入念に確認することが大切です。

豊富なゲームローカライズ実績を持つ会社を紹介

ゲームコンテンツのグローバル化が進んだことにより、日本国内においても多言語でゲームローカライズサービスを提供する会社が複数存在しています。その中には、ゲームデバッグのサービスを専業とし、サブサービスの位置づけでゲームローカライズを提供している会社や、ゲームローカライズのみを専業としている会社、またゲーム以外の分野も含めて、利用規約やプライバシーポリシー、仕様書やマーケティング関連など、ゲームとは違った専門性を有するビジネス翻訳・技術翻訳にも対応している会社、そしてプロモーションサイトなどのWebサイトなどのクリエイティブ制作も含めて対応可能な会社など、あらゆる会社があります。
ここでは、これまで様々なタイトルのローカライズを手掛けてきた、実績のある会社をピックアップしてご紹介します。
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※順不同(おすすめランキングではありません)
※各企業の情報はWebサイトベースで、本サイトの運営会社であるサン・フレアに所属するAkky(@As_bokumarketer)調べによりまとめたものですので、各企業の詳細は、各企業サイトにてご確認ください。
※掲載に問題がある場合や、次回更新時に掲載を希望する場合は当サイトお問い合わせフォームにてご連絡ください。

■ゲームデバッグがメインサービスの会社

ポールトゥウィン株式会社(PTW International Holdings Ltd.)

【設立】1994年
【本社所在地】日本、愛知県
【サービス内容】ポールトゥウィン株式会社は、ゲームのデバッグをメインに、コンサルティングから人材紹介まで、様々なサービスを提供しています。同社を親会社とし、アートワーク制作やデバッグに加えてローカライズもおこなっているのが、アメリカのカリフォルニア州に本社を構えるPTW International Holdings Ltd.です。2022年に手掛けた翻訳プロジェクトは2,000以上、翻訳可能な言語ペアは99と、数多の実績に加えて、対応言語数も充実しています。さらに、日本に拠点を置くグループ会社のPTWジャパン株式会社(エンタライズ)もゲーム翻訳や音声収録、LQAといったサービスを提供。双方が連携し、対象国の市場を熟知するチームがあらゆる面からローカライズをサポートしています。
【特徴】
・日本語に関しては、日本市場向けローカライズを取り扱うPTWジャパン株式会社(エンタライズ)と連携
・高性能な機械翻訳を導入し、時間とコストを削減。機械翻訳ソリューションの提案やネイティブによるMTPE(機械翻訳とポストエディット)もおこなう。
・ゲーム専門の翻訳者による従来の翻訳フローに加え、アップデートへの対応など、継続的なローカライズも可能
※東京ゲームショウ出展企業

株式会社デジタルハーツ

【設立】2001年
【本社所在地】日本、東京都
【サービス内容】株式会社デジタルハーツは、国内ゲームデバッグシェアでNo. 1を誇る企業です。メインとなるデバッグ事業のほかにも、ローカライズ、カスタマーサポートにマーケティングといったサービスがあります。これまでのローカライズ実績は2,000タイトル以上あり、すべての言語を日本国内のPMが日本語で対応。翻訳は合格率10%の難関テストを突破したゲーム翻訳者がおこなっています。無料トライアル翻訳も受け付けているため、依頼前のクオリティ確認も可能です。
【特徴】
・簡体字・繁体字・韓国語を専門に対応する中国の上海・台湾・韓国オフィスが存在。ゲームローカライズの需要が高いアジア地域に強みを持つ。
・LQAは全言語国内対応。300人以上各国のネイティブが在籍し、多言語の同時稼働も可能
・翻訳、LQA、QAをワンストップで依頼可能。実装やLQAなど、コストを最大限抑えながらも効率のよいスケジュールの提案もおこなう。

■ゲームローカライズを専業としている会社

(外資)Keywords International Limited

【設立】1998年
【本社所在地】アイルランド、ダブリン
【サービス内容】
Keywords International Limitedは、ゲームローカライズをメインとし、開発や機能デバッグ、プレイヤーサポートといったサービスも提供する世界的にも大手の企業です。本社はアイルランドにあり、日本オフィスである株式会社キーワーズ・インターナショナルは東京に所在しています。世界23カ国に対応拠点があり、連携するスタジオは70以上、従業員数は1万人以上と、グローバルに大きなネットワークを展開しています。対応言語は50以上あり、ゲームが普及している地域はほぼ全域をカバー。多岐にわたるジャンルにおいてローカライズを手掛けてきた実績があります。
【特徴】
・25年以上にわたってゲームローカライズをメインサービスとして提供している大手ゲームローカライズ企業
・世界中に拠点を持ち、グローバルなネットワークとノウハウを活かしたローカライズが可能
・ローカライズはもちろん開発、音声制作からプレイヤーサポートまで、グローバルなゲーム開発ソリューションを提供
※東京ゲームショウ出展企業

(外資)Alconost Inc.

【設立】2004年
【本社所在地】アメリカ、バージニア州
【サービス内容】
Alconost Inc.は、ゲームやアプリ、ウェブ、ソフトウェアのローカライズを主軸とするアメリカの企業です。東京を含む世界5カ国に拠点を構えており、世界的大企業から個人まで、多くの顧客が同社のサービスを利用しています。これまで手掛けたローカライズの実績は1,000以上あり、LQAやプロモーション素材の翻訳も依頼可能。対応言語は100以上で、効率的な翻訳プロセスによる翻訳工数の削減や、予算に合わせたカスタマイズプランを提案するなど、手厚いサポートを提供しています。
【特徴】
・24時間いつでも発注でき、最短2時間で翻訳を受け取ることのできるオンライン翻訳サービス「Nitro」の利用も可能
・プロジェクトやテキストの規模、予算や納期などに合わせて各ローカライズサービスを選択できる。
・ローカライズのワークフロー自動化のためのオプション提供も可能
※東京ゲームショウ出展企業

株式会社アクティブゲーミングメディア

【設立】2008年
【本社所在地】日本、大阪府
【サービス内容】
株式会社アクティブゲーミングメディアは、2008年、日本で初めてのゲーム翻訳・ローカライズ専門会社として設立。2023年現在は大阪・東京にオフィスを構えており、これまで約3,000タイトルのローカライズを手掛けてきました。ゲーム翻訳・ローカライズ以外にもテキスト組込み、移植などの開発サポートやLQA・QA、音声収録なども対応しています。さらに、ゲーム情報サイト「AUTOMATON」や、インディーゲームのパブリッシング・プロモーションを中心におこなう「PLAYISM」など、幅広いサービスを展開しています。
【特徴】
・約4,000人の登録翻訳者の中から、ジャンル・ユーザー層に沿った対象言語のネイティブバイリンガル翻訳者を選出し、原作言語の世界観を忠実に表現
・設立当初からのナレッジやノウハウを活かした品質管理や、工数削減を徹底することで、スピーディーかつ低価格なローカライズを提案
・ゲームパブリッシャーとしての経験も活かし、納期や緊急の事態、指定された連絡ツールの使用なども柔軟に対応
※東京ゲームショウ出展企業

株式会社ラパン

【設立】2010年(創業1987年)
【本社所在地】日本、東京都
【サービス内容】
1987年創業、2010年設立の株式会社ラパンは、エンターテインメントや日本の文化に特化した、コンテンツ制作・ローカライズをメインサービスとする企業です。ゲーム翻訳・ローカライズはもちろん、漫画、映像、書籍、観光など、あらゆるジャンルを取り扱っており、海外展開に向けたコンサルティング、マーケットリサーチなども提供。対応言語は約30以上あり、世界中に居住する数百名のネイティブスタッフが翻訳を担当しています。また、専門スタッフがワンストップ対応することにより、低コストでのローカライズを提供しています。
【特徴】
・微妙なニュアンスや物語性なども細かく拾うために機械翻訳は使用せず、ネイティブがハンドメイドで翻訳を実施
・エンターテインメント分野に特化しており、各ジャンルのエキスパートがローカライズや翻訳を担当
・世界各国に居住するネイティブ翻訳者が、常に時代と背景にマッチした翻訳を提供
※東京ゲームショウ出展企業

(外資)米耶翻譯股份有限公司/ミエトランスレーションサービス

【設立】2007年
【本社所在地】台湾、台北市
【サービス内容】
ミエトランスレーションサービスは、ゲーム翻訳・ローカライズ、商業翻訳を主要サービスとする翻訳会社です。言語は中国語専門であり、中国向けの簡体字・台湾向けの繁体字に対応しています。16年以上にわたって日本をはじめ台湾・中国・シンガポールなど、様々な国のゲームタイトルのローカライズを手掛けてきた実績があります。NDAの締結やセキュリティ対策も徹底し、メジャーからインディーズまで、あらゆる規模のローカライズに対応しています。また、無料トライアルの実施(条件あり)や翻訳校正の有無の選択、簡体字・繁体字翻訳をお得にまとめて依頼できるなど、状況や内容に合わせたサービスの利用が可能です。
【特徴】
・中国語圏に特化しており、同じ中国語でも台湾・香港・中国と、それぞれの地域によって別言語として扱い表現を変えるなど、より自然で美しい翻訳を提供
・ツールを利用して、翻訳文や表記の統一など品質管理を徹底
・中国語ネイティブによるLQAサービスも依頼可能
※東京ゲームショウ出展企業

■ゲームローカライズも含め、あらゆる業界に向けてトータルに翻訳サービスを提供している翻訳業界大手の会社

(外資)Lionbridge Technologies, Inc

【設立】1996年
【本社所在地】アメリカ、マサチューセッツ州
【サービス内容】
Lionbridge Technologies, Incは、アメリカ・マサチューセッツ州に本社を置き、24カ国にオフィスを構える世界的な大手企業です。法律関係や金融・製薬・医療機器・自動車業界など、あらゆる業種・業態の翻訳やコンテンツ制作、テスティングなどを提供しています。ゲームローカリゼーションにおいては10年以上の実績があり、音声制作、翻訳、LQAからテスト、マーケティングといったサービスを提供しています。対応言語ペアは40以上、24時間体制のサービス、翻訳・音声・LQAを一元化した統合ローカリゼーションの実施など、グローバルなノウハウを活かしたきめ細かなサポートが受けられます。
【特徴】
・世界的に展開する言語サービス企業の経験を活かした、充実したサポート
・専門的な内容や技術的な用語から、多様な背景を持つ世界中の人々を対象とした翻訳まで、世界中の人々に的確に伝わる翻訳を提供
・独自の機械翻訳ツールやプラットフォームなど、テクノロジーを駆使した最先端の翻訳サービスが受けられる。

株式会社サン・フレア

【設立】1973年(創業1971年)
【本社所在地】日本、東京都
【サービス内容】
株式会社サン・フレアは創業から50年の歴史を持ち、世界の翻訳会社売上ランキング50位以内の位置に相当する、日本大手の実績がある翻訳会社です。ゲーム翻訳・ローカリゼーションのノウハウを熟知した高品質な翻訳に加え、音声収録、テスティングといったサービスも提供。ゲーム翻訳・ローカリゼーションは15年以上の実績があります。さらに、ゲーム本作以外にもプロモーションの公式サイトなど、Webサイト制作にも対応しています。翻訳サービスの対応言語は90以上あり、特にゲームローカライズにおいては、アジアのCCJK(中国、台湾、日本、韓国)やEFIGS(英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語)はもちろんのこと、今後大きく成長が見込まれるタイ・ベトナム・シンガポールなどを含むASEAN、アルゼンチン・ペルーなどの南米スペイン語、ブラジルの南米ポルトガル語、5億人の話者を抱えるトルコやアラブ諸国の言語対応も可能。
またゲーム以外にもIT・医療・法律・ビジネスなどあらゆる業種・業態の翻訳・ローカライズに対応しており、ソフトウェアローカライズや技術文書、法的文書などのビジネス翻訳も可能です。
【特徴】
・正確かつ世界観を重視した品質の高いゲームローカライズはもちろん、企画からリリースまでに発生する契約関連、企画書、仕様書など各種文書の翻訳にも対応可能
・ISO 9001に基づいた品質管理、ISO 27001に基づいたセキュリティ管理など、管理体制も万全
・ゲームプロモーションの公式サイト制作や、プロモーション動画制作、多言語音声収録など、タイトルのヒットを促進する多角的なサービスを提供
※東京ゲームショウ出展企業

ゲームのローカライズはサン・フレアがおすすめ

ここまで、ゲーム翻訳・ローカライズにおいて多数の実績を誇る9社をご紹介しました。各社それぞれの特徴があるため、依頼前にしっかりと比較検討することで、タイトルに最も適したローカライズサービスを受けやすくなるでしょう。サン・フレアは90を超える言語に対応しており、50年培った翻訳・ローカライズのノウハウを活かし、ゲーム翻訳・ローカライズにおける、品質・納期対応に自信があります。またお客様の希望に寄り添えるよう、コストのご相談にも柔軟に対応いたします。
お客様のゲームビジネスにおいて、トータルに言語サポートができるのがサン・フレアの強みです。ゲームのローカライズをご検討中の方は、ぜひサン・フレアへお気軽にお問い合わせください。

サン・フレアの事例はこちらからご覧ください!

ゲーム業界向けソリューションのケーススタディ

概要
ゲーム業界向けに提供したソリューションを、ご利用いただいたお客様のインタビュー付き事例として複数社ご紹介いたします。
目次
1.戦国時代を舞台としたゲームをローカライズ
2.謎解き絵本アプリを3言語にローカライズ
3.ゲームプログラミングのソフトをローカライズ

この記事を書いた人

Akky

BtoBマーケティングを担当。
翻訳業界は20年近く営業として経験しているものの、
マーケターとしてはまだまだ初心者。
『マーケティングはゴールのない永遠の戦いだなぁ』と感じつつ、
日々勉強しながらPDCAを回しすぎて目が回っています。

ゲーム分野特設サイト

詳細は特設サイトをご覧ください。

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