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マニュアル作成を円滑に!翻訳サービス活用法

目次

  1. マニュアル作成を円滑に!翻訳サービス活用法
  2. マニュアル翻訳のプロセスを学ぼう
  3. 当社の翻訳サービスを活用するメリット

マニュアル作成を円滑に!翻訳サービス活用法

みなさま、はじめまして!
翻訳会社でプロジェクトマネージャーをしているM.K.です。
この記事では、マニュアル翻訳の重要性や進め方についてご紹介します。
実際にマニュアルを翻訳する際の参考にしてみてください!

そもそもマニュアル翻訳って?通常の翻訳と何が違うの?

マニュアル翻訳とは、製品やサービスの使用方法、取り扱い、設定手順などが記載された「マニュアル」を他の言語に翻訳することを指します。
具体的には、取扱説明書やインストールガイド、操作マニュアル、ユーザーマニュアルなど、ユーザーが製品やサービスを正しく利用できるようにするための文書を対象とします。

マニュアル翻訳は単なる言語の変換にとどまらず、業界特有の用語などに配慮する必要があります。
また、ユーザーが直感的に理解できるように、わかりやすく構成されていることが求められるため、言語力だけでなく、製品やサービスに関する知識や技術的な理解も必要とされます。分量も多く、品質も重視されることから、翻訳会社に依頼するのが一般的です。

マニュアル翻訳の重要性を理解しよう

企業が海外市場に進出する際、製品やサービスのマニュアルを各国語に翻訳することは不可欠です。
現地のお客様や消費者が製品を正しく理解し、使いこなすためには、正確に翻訳されたマニュアルが必要となってきます。

なぜマニュアル翻訳が必要なのか

マニュアル翻訳が必要な理由には、以下が挙げられます。

  1. 海外市場への進出
  2. 安全性の確保
  3. 法令遵守
  4. 信頼性の向上
  5. 顧客満足度の向上

1. 海外市場への進出

前述の通り、企業が製品やサービスを海外に展開する際に、マニュアルを多言語翻訳することは極めて重要となっています。

2. 安全性の確保

特に、機械や工業製品などの場合、マニュアルに含まれる安全指示や注意事項は命に関わることがあります。誤訳や不完全な翻訳は、誤った使い方や事故を引き起こす原因になりかねません。正確かつ分かりやすい翻訳は、安全性を保障するために必要不可欠です。

3. 法令遵守

多くの国では、特定の製品やサービスに対して、使用説明書や安全ガイドラインを現地語で提供することが法律で義務付けられています。これらを怠ってしまうと、罰則や法的問題に直面する可能性があります。

4. 信頼性の向上

高品質で分かりやすいマニュアルが存在すると、ブランドイメージを向上させることができます。また、消費者やお客様より信頼を得ることで再度購入につなげることができます。

5. 顧客満足度の向上

自国語に翻訳されたマニュアルがあることで、製品を正しい環境下で使用でき、言語の違いによる不安や混乱を避けることができます。

マニュアル翻訳がもたらすビジネスへの影響

マニュアルを多言語に翻訳することで、グローバルな展開が可能となり、商品を世界中により広く普及できるようになります。
結果として、競争が激化するマーケットにおいて競争優位性を確保し、競合他社との差別化を図ることが可能になります。

マニュアル翻訳のプロセスを学ぼう

マニュアル翻訳のプロセスを学ぼう

マニュアル翻訳の重要性を理解できましたか?
それでは早速、マニュアルを翻訳しよう!…となったとき、「実際に何から準備すれば良いの?」「翻訳にはどのくらい時間がかかるの?」等、疑問点が出てくるかと思います。
そこで本章では、実際にマニュアル翻訳のプロセスや事前に準備しておきたいものについてご紹介します!
マニュアル翻訳のプロセスを学び、安心してマニュアル翻訳を進められるよう、一緒に準備をしていきましょう。

マニュアル翻訳の心得

まず申し上げたいのは、マニュアル翻訳は単に文書を翻訳するのではなく、内容が正確かつ一貫して伝わるよう慎重におこなう必要があるということです。
前章の通り、マニュアルに含まれる安全指示や注意事項は命に係わることがあり、誤訳や不完全な翻訳は、誤った使い方や事故を引き起こす原因になりかねません。
上記を今一度よく理解した上で、翻訳を進めていきましょう。

翻訳開始前の準備

翻訳を始めるにあたり、以下を明確化させておきましょう。

■目的の明確化

どの言語方向へ翻訳が必要なのか、ターゲットの市場やユーザーは誰か、マニュアルの使用目的は何かなどを確認します。例えば、技術的なマニュアルなのか、ユーザーガイドなのかによっても翻訳のアプローチが変わってきますね。

■スケジュールと予算の設定

予算と納期をあらかじめ設定しておくことで、スムーズに翻訳を進めることができます。
プロジェクトの規模や文字数、言語方向も予算と納期に影響します。

■コンテンツの確認

翻訳対象のマニュアルを確認し、テキストの分量や図表部分などの翻訳対象箇所、専門用語等をあらかじめ把握しておく必要があります。

翻訳作業の流れと各フェーズの重要性

1. 翻訳準備

■翻訳メモリの作成
以前の翻訳文書(=旧版)があれば、それを翻訳メモリとして保存しておくと、一貫性を保つのに役立ちます。特に技術的なマニュアルでは、同じフレーズを繰り返し使うことが多いため、効率化が可能となります。

■用語集の作成
特定の業界や製品に特化した用語や表現がある場合、それらを用語集としてまとめておくことで、翻訳者が一貫した用語を使うことができ、成果物にも一貫性を持たせることができます。

■ファイル形式の確認
翻訳するマニュアルの納品ファイル形式を確認します。
これにより、翻訳後のレイアウト調整の必要性や納品形態が分かります。

2. 翻訳開始

■翻訳者の選定
翻訳者はターゲット言語に堪能であるだけでなく、マニュアルの内容(例えば技術的な内容や専門的な知識)に精通していることが重要です。当社には、各分野の専門知識を有する翻訳者が多数登録しております!担当者が適任の翻訳者をアサインし、翻訳を進めることが可能です。

■翻訳作業
翻訳者は、1. 翻訳準備にてご用意いただいた資料を基に翻訳作業を進めます。

■ネイティブチェック
当社では、ネイティブチェッカーによるチェックを入れることも可能です。
ご要望の際は、お申し付けください。

■編集(レイアウト調整)
日本語から別の言語に翻訳すると、どうしても文章量が多くなることから、場合によっては原稿からはみだしたり、レイアウトが崩れてしまったりする場合があります。
必要に応じて、原稿に合わせたレイアウト調整や図表の作成等にも対応が可能です。

■校正
翻訳後の訳文に誤訳・訳抜けやスペルミス・文法ミス等がないかを校正者がチェックします。

■納品
上記の一連の作業が完了したら、プロジェクトマネージャーが最終チェックした上でお客様のお手元に納品します。納品時には、各工程の作業者から、翻訳に際して気になった点やお伝えしたい点をまとめた「翻訳コメント」も併せて納品します。

■フィードバック
納品した成果物にFBがある場合は、一回限り無料で修正をおこなうことができます。ぜひお気軽にお申し付けください。

お客様のご要望に合わせた翻訳作業プロセス

当社の翻訳サービスを活用するメリット

当社には、業界に特化した専門の翻訳者が在籍しており、業界特有の用語や技術的な内容も正確に翻訳することができます。
また、翻訳後にネイティブチェッカーによるチェックやレビュー、校正者による訳文や文法のチェックがおこなわれることから、質の高い成果物を提供できます。

翻訳品質の事前確認とトライアルの活用

当社では、事前に翻訳品質をご確認いただくための無料トライアルも承っております。
世界50カ国以上、90を超える言語に対応できますので、お見積からでもぜひお気軽に下記よりお問い合わせください!

おわりに

当社では幅広い分野の翻訳を提供しておりますので、マニュアル翻訳にとどまらず、他分野の翻訳にも対応可能です!お見積のご依頼や、ご相談はぜひサン・フレアにお問い合わせください。

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