BLOGブログ

翻訳会社の正しい選び方とは?失敗しないために確認しておきたいこと一覧

目次

  1. 翻訳会社選びのためのチェックポイント一覧
  2. 翻訳会社選びで最も大切なのは実績
  3. 翻訳会社にトライアルでのオーダーはできるのか
  4. 翻訳会社選びは「実績重視」で

グローバルビジネスに欠かせない「翻訳」。ニーズの高まりを受けて翻訳会社が増えてきていますが、正確な情報を伝えるためには翻訳会社の選び方が非常に重要です。この記事では、翻訳会社を選ぶときに押さえておきたいポイントをまとめて解説します。

翻訳会社選びのためのチェックポイント一覧

翻訳会社選びのためのチェックポイント一覧

翻訳が必要な文書が多い、短納期で作成したい、専門知識が必要で社内対応が難しい等の理由から、ビジネス文書の翻訳を外注するケースが増えています。しかし翻訳会社選びに失敗すると、情報を正しく伝えられずビジネスが円滑に進まない、トラブルに繋がるといったリスクも生じるため、翻訳会社は慎重に選ばなければなりません。

翻訳会社を正しく選ぶためのポイントは6つあります。

  • 会社規模
  • 対応言語
  • 対応業界
  • 品質管理
  • 適正料金
  • 適性納期

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきましょう。

【会社規模】体制がきちんと整った大手翻訳会社は安心

契約書、プレスリリース、カタログ、マニュアル等、ビジネスシーンで翻訳が必要となる書類は多岐にわたり、いずれも訳文の品質担保が重要なものばかりです。翻訳には「正確に伝わること」が大前提として求められており、誤訳がないかどうか、誤解を与えるような表現になっていないかどうか等を入念に精査する必要があります。

昨今はAIを搭載した翻訳ツールが進化し、かなり正確な翻訳ができるようになってきました。しかし、各翻訳会社が使用しているツールによって精度が異なるうえ、人の目を何重にも通さなければチェックしきれない部分も多々あるのが実情です。これらを鑑みると、一連の体制が整っていて実績のある大手の翻訳会社のほうが、より安心と言えるでしょう。

【対応言語】英語・中国語以外の言語対応は?

英語圏や中国が日本のグローバルビジネスの大部分を占めていた時代は終わり、世界中の国々と取引をしたい企業や、あえて少数言語の国や地域をターゲットにする企業も増えてきています。しかし、翻訳会社によっては対応できる言語が少なく、なかには英語と中国語しか取り扱っていない翻訳会社も存在しています。そのため、「翻訳したい言語に対応しているかどうか」は必ずチェックしなければなりません。

ここで注意したいのは、別の言語に再翻訳する可能性の有無です。最初は英語や中国語だけで事足りていても、再翻訳が必要になったときに別の翻訳会社を探さなければならないとなると、大変な手間がかかります。将来的に市場の拡大を見据えている場合は、最初から対応言語の多い翻訳会社に依頼するほうが無難です。

アムハラ語・ミャンマー語・タミル語等を含む90以上の言語に対応。サン・フレアの言語ページをチェック!

【対応業界】専門性の高い業界・業種に対応できるか

ビジネスの翻訳をするにあたって必要となるスキルは、語学力だけではありません。ビジネスの翻訳は言語を置き換えるだけでは不十分で、特に専門性の高い業界・業種の場合は、そもそもその分野に関する知識がなければ、的確に翻訳することは難しいのです。

たとえば医療関係のビジネスを展開している企業であれば、国内であっても医師法や医療法、薬事法といった法律に関する知識や、医療の専門知識を踏まえた文書作成が必須となるでしょう。さらに翻訳となると、その国や地域特有の事情を考慮する必要性も生じます。

翻訳会社を選ぶときには、「その業界・業種での翻訳実績があるかどうか」をチェックするようにしましょう。また、文書の種類ごとの実績についても要チェックです。

サン・フレアで対応実績のある業種・分野の一覧はこちら

【品質管理】翻訳の業務フローが整い、校閲や校正の体制があるか

翻訳会社の役目は、ただ文章を他の言語に訳することではなく、クライアントのメッセージを正しく届けることです。日本語でビジネス文書を作る際に、複数の人の目によって何度も推敲や校閲・校正を重ねるのと同じように、翻訳にも訳文の品質を担保するためのフローが不可欠になります。

翻訳ツールが発達した昨今は、システムを通せばある程度は正確に言語の変換ができるようになっていますが、大切なのはその前後のフローです。その業界・業種特有の言い回しやワード、クライアントからのフィードバックを反映できるシステムが整っているか、できあがった訳文をしっかりと校閲・校正する体制はあるのか等が、最終的な訳文の品質を左右することになります。

豊富な専門知識×テクノロジーで、品質の高い翻訳を提供するサン・フレア

【適正料金】安い翻訳会社で本当に安心できる?

翻訳にかかる料金は翻訳会社によってさまざまであり、発注する側としては「できるだけ価格を抑えたい」というのが本音なのではないでしょうか。しかし、大切なビジネスシーンで使う文書である以上、やはり訳文の品質には徹底的にこだわる必要があります。

ここで多くの方が気になるのは、「料金の安い翻訳会社は、品質の面で安心できるのか」という点でしょう。特定の言語や分野に特化することで価格を抑えている翻訳会社もあるので、安ければ必ず品質が落ちるとは言い切れません。ただし価格が安いということは、校閲・校正等の工程を省いている可能性があり、その場合は残念ながら訳文の品質が落ちてしまうことが多いです。翻訳会社を選ぶときには、ホームページや資料に明記されている工程についても必ず確認しましょう。

【適性納期】早い?遅い? 翻訳のフローにきちんと対応

ビジネス文書を翻訳会社に外注する大きな理由の一つに「納期」があります。外国語に堪能な社員や外国人スタッフだけでは処理しきれない文量がある、スピーディーに仕上げたいといった場合に、翻訳会社は心強い存在となるでしょう。

しかし、あまりにも納期が早過ぎる翻訳会社には注意が必要です。校閲・校正等、本来なら翻訳に欠かせないはずのフローを大幅にカットしていたり、同一文書の翻訳に複数人が携わっていたりする可能性があります。後者は絶対にNGではないのですが、前提として十分な摺り合わせがないと、文書全体が統一性に欠けてしまいます。

たとえ急ぎの翻訳を依頼する場合でも、品質を維持するためのフローにきちんと対応できているかどうかを注視することが重要です。

翻訳会社選びで最も大切なのは実績

前述した6つのポイントを踏まえて考えると、翻訳会社を選ぶときに最も着目するべきは「実績」と言えます。実績の多さは依頼主からの信頼の証しであることに加え、実績の分だけ品質が高いと判断できるからです。特に、依頼しようとしている文書の種類や業界・業種における実績の有無は重視したいポイントです。

サン・フレアは1971年の創業以来、50年以上にわたって実績を積んできた業界屈指の翻訳会社です。年間3万件以上、幅広い業界・業種における翻訳の実績があるので、安心して依頼することができるでしょう。対応言語は90以上、それぞれの言語や分野のスペシャリストと独自開発のチェックツールを用いて、スピーディーかつ高品質な翻訳サービスを提供しています。

翻訳会社にトライアルでのオーダーはできるのか

翻訳会社によっては、トライアルサービスに対応していることもあります。正式に依頼する前に翻訳の品質を確認できれば安心に繋がりますし、複数の翻訳会社にトライアルを申し込んで、最も納得できる翻訳会社を探すという方法も有効です。

トライアルサービスは、それぞれの翻訳会社が制限文字数等を設定している場合がほとんどなので、発注予定の原稿のなかから品質を見極めやすい部分を抜粋して依頼すると良いでしょう。また、トライアルでオーダーした分の納期についてもよく確認をしたうえで、全体のスケジュールに遅れが出ないように注意したいところです。

翻訳会社選びは「実績重視」で

翻訳会社を選ぶ際には、「対応言語」「対応業種・職種」「品質」「価格」「納期」等、配慮するべきポイントがたくさんあり、それらを包括して判断するための大きな指針になるのが「実績」です。実績のある翻訳会社であれば、翻訳の業務フローや体制が整っていることに加え、積み重ねてきた実績は品質や業務効率にも反映されているからです。

サン・フレアには専門的なバックグラウンドを持つ約6,000人の翻訳者が在籍しており、分野やドキュメントの種類に合う最適なメンバーが各案件を担当。クライアントの要望に合わせて翻訳作業体制を構築しているので、まさにオーダーメイドの翻訳が可能です。本当に信頼できる翻訳会社を探している方は、まず見積もりを依頼してみましょう。

「マンガでわかる 翻訳発注で失敗したくないときに読むガイド」ダウンロード

初めての翻訳会社選びに注意すべき内容をわかりやすく解説したマンガです。ダウンロードしてお役立てください。

ダウンロードはこちら
一覧に戻る
DOWNLOAD FAQ