2025年6月5日~6日に福岡市内で開催された「九州イノベーションWEEK」に参加してきました!さらに洋上風力プロジェクトチームのメンバーとして、風力発電が盛んな地域としても注目される九州の様子もうかがってきましたので、今回は福岡グルメ情報と併せて出張レポートをお届けします。
展示会「九州イノベーションWEEK」に参加!

https://kfb-shien.com/archives/292626
まずはマリンメッセ福岡で開催された展示会へ。
以下を主なテーマとして、九州圏の企業や自治体が抱える課題に向けた最新技術や、革新的なソリューションが一堂に会する場となっていました。
- DX(デジタルトランスフォーメーション)
- 防災・災害対策
- GX(グリーントランスフォーメーション・脱炭素推進)
- 観光業務支援
各テーマに沿った企業セミナーも充実しており、ゼロカーボンシティを表明している福岡市の脱炭素社会の実現に向けた取組みをはじめ、特に生成AIの活用術、最新動向、導入事例などの情報が広く展開されていました。
DXの進展により業務効率化やエネルギー消費の最適化が進み、GXの取組みとして再生可能エネルギーの導入やカーボンプライシングが強化されていく…こうして脱炭素社会の実現と経済成長の両立が期待されるのだと、学びの多い展示会参加となりました。
響町で洋上風力の“今”を体感!
今回の出張では福岡市内を出て、北九州市若松区にある響町にも訪れました。
沖に広がる響灘では、国内最大級の洋上風力発電所「北九州響灘洋上ウインドファーム」の建設が着々と進められており、今回は据え付けが進む風車のジャケット構造を肉眼で見ることができました!
このプロジェクトは、風力や太陽光などの再生可能エネルギーの拠点形成を目指す北九州市の取組みの一環で、最終的には25基の風車が設置される予定です。完成すれば、最大出力22万キロワットを誇り、約17万世帯分の電力供給が見込まれます。
さらに、遠くにはSEP船(Self-Elevating Platform船)の姿も。
実は2年前にも福岡に訪れる機会を利用して響灘の様子を見に行っていたのですが、当時はまっさらだった水面から、実際に事業が着々と進んでいる様子を目の当たりにし、プロジェクトの現実味とスケールの大きさ、「地域とともに育てる」エネルギー事業の姿に感動しました。
福岡グルメも満喫!
そして出張の楽しみといえば、やっぱりご当地グルメ!
ラーメンや明太子がメジャーですが、特に博多・天神エリアはおしゃれなカフェやパン屋さんも多いです。圧倒的J型(MBTI診断)の私は抜かりなく事前に調査し、しっかり堪能してきました。




まとめ
今回の福岡出張では、九州地方の技術的な取組みを幅広く学び、さらに洋上風力の可能性と地域の力強さを感じることができました。
私たちは「言葉」をサービスとする翻訳会社ですが、ただ机上で訳すだけではなく、実際に現地へ足を運び、業界の動きや空気を肌で感じること、各地域のお客様と直接お話をすることを大切にしています。
現場で得た感覚や知見をもとに、業界の一員として、翻訳やドキュメント制作を通じてお客様の事業を支援したいとあらためて強く思いました。
そして今後もこうした出張の機会を大切にしながら、各地域のおいしいものや美しい景色に触れていきたいです^-^
この記事を書いた人
rira
既存営業担当。洋上風力プロジェクトチームにも所属。
お笑いが大好きで、週末は漫才劇場にいます。