目的を定めて、どのような動画を作りたいか決めましょう
動画制作の相場は「目的」が軸になります。
・企業紹介・店舗・学校紹介動画
・商品・サービス紹介動画
・採用動画
・インタビュー動画
・セミナー・イベント撮影動画
など、さまざまな目的があります。その目的によって動画の相場が大きく変わっていきます。
【企業紹介】企業の魅力や社内風景を動画にする。
【Webの広告用】SNSやYouTubeなど、Web上で広告用に利用する動画。量産してABテストすることが多い。
【サービス・商品】自社の商品・サービスの紹介動画。認知や購買に結びつけるために制作する。
【採用動画】人財採用を目的とした動画。社員インタビューや社内風景を伝える。
【セミナー・イベント】自社でおこなったセミナーやイベントを撮影し、動画化。自社サイトと連携することで集客をおこなうのが狙い。
目的によって制作する動画が変わってきます。下記ブログを参考に目的ごとの動画制作における相場を確認してみてください。
- 動画・映像制作の料金相場徹底解説!(会社・施設紹介等の動画制作編)
- 動画・映像制作の料金相場徹底解説!(商品・サービス紹介等の動画制作編)
- 動画・映像制作の料金相場徹底解説!(採用・リクルート等の動画制作編)
動画は『目的・長さ・演出』で決まります
目的が決まったら、今度は「長さ(尺)」と「演出(クオリティ)」です。
・どのくらいの長さの動画にするか
・どのようなクオリティの動画にしたいか
これらの「目的」「長さ」「演出」の掛け合わせで大まかな費用が決まってきます。
なかなかイメージが付かない場合は、「採用動画 事例」「会社紹介 動画」など、制作したい動画のキーワードをセットで検索するとたくさん出てきます。
世の中で公開されているさまざまな動画から自分のイメージと近しい動画や、理想とする動画など、参考となる動画を探してみましょう。
伝えたいメッセージ量から動画の長さを考える
動画ですべてを伝えようとすると、どうしても冗長な動画になってしまい、視聴者は途中で離脱(視聴を止めてしまうこと)してしまう確率が高くなります。伝えたいメッセージは1動画3つ程度が理想です。30秒で1メッセージを目安に動画の長さを考えてみましょう。
費用が決まる仕組みを理解する
動画制作には、大きく分けて3つの費用が構成されます。
・企画費:動画の台本や構成の作成、案件全体の制作進行管理費など
・人件費:カメラマンや編集の制作スタッフや出演キャスト、ナレーター等の費用
・諸経費:マイクやカメラなどの機材、スタジオのレンタル代、交通費等の撮影に関する費用
制作する動画に応じて、必要な人員や経費を計算して、見積りの算出をおこないます。
見積りを取ったものの、予算をオーバーしてしまったという場合は、上記のいずれかの費用を削る必要が出てきます。
・カメラの台数や、キャストの人数を減らす
・プロの演者に出演を依頼せず、社員で一部をまかなう
・素材の一部を自社で用意することで、撮影を最小限に抑える
・ナレーターの収録は立ち会わず、宅録<リンクはる>で対応する
など工夫をすることで、可能な範囲で費用を抑えていくことになります。
基本的には、人と機材の数を減らすことが費用を抑えていくポイントとなりますので、自社でどの部分を妥協していくのか等を検討していきましょう。
動画・映像制作の費用を抑える方法
動画や映像の制作費用を抑えるには、「事前準備をしっかりしておく」ことがキーポイントです。制作会社の立場で考えると、見積り相談時に要件がしっかり固まっていない場合、案件が始まってからの追加対応や、要件変更を想定してバッファ(ゆとり)を取って、高く見積りを提出せざるを得なくなります。そのため、制作各社で提出される金額幅が大きくなる懸念があり、検討も難航するケースが出てきてしまいます。
知識がなくても「動画の目的」「視聴者層(ターゲット)」「予算・納期」「配信する媒体」など、可能な範囲で準備しておくことが重要です。
もう一つ重要なポイントとしては、「イメージに近い動画のサンプルを探しておく」ことです。サンプルを制作会社に伝えることで、動画の想定がしやすく、見積りも正確に出てきます。
ただし注意点として、テレビCMや映画のワンシーンを基準にしてしまうのはNGです。短い時間の動画なら安く制作できると勘違いされるケースがありますが、そういった映像は数百万円以上するケースがほとんどです。YouTubeなどでサンプルをいくつか探して、制作会社に相談してみましょう。
予算に合わせた提案を受けるために
サン・フレアでは、お客様の「目的」を実現するために、効果的な動画の見せ方をご提案させていただきます。予算内で想定以上の効果を得られるよう、お客様とのコミュニケーションを密におこない、最適なご提案を含めて、ご満足いただける動画を制作します。
また、その動画の視聴者が海外も対象の場合は、世界90以上の言語に翻訳し、字幕やテロップまたは、ナレーションを吹き替えて制作いたします。