こんにちは!翻訳会社サン・フレアです。
突然ですが、今巷で流行っている「GeoGuessr」をご存じでしょうか?

GeoGuessrとは?
GeoGuessr(ジオゲッサー)は、Googleストリートビューの画像を使って、撮影された場所を地図上で当てるオンラインゲームです。プレイヤーは、世界中の風景を見ながら、標識、建物、言語、地形などのヒントを頼りに「ここはどこ?」を推理していきます。
近年では、eスポーツとしての展開も進んでおり、スウェーデン・ストックホルムで開催された「GeoGuessr World Cup」には世界中からトッププレイヤーが集結。
賞金総額は10万ドル(約1,430万円)に上り、同時視聴者数は27万人を記録するなど、競技としての人気も急上昇しています。
「この標識、スペイン語っぽいけど、なんか違う…?」
「看板のフォント、アラビア語っぽいけど、文字の形がちょっと違う?」
そんなふうに、言語や文字からも場所を推理できるゲーム──GeoGuessr(ジオゲッサー)。
世界中のストリートビュー画像を見て、どこで撮影されたかを当てるこのゲームは、地理の知識だけでなく、言語のセンスが問われる場面も多々あります。
翻訳会社である私たちがこのゲームに注目した理由は、まさにそこ!
言語の違いが、地理のヒントになるという点に、言語オタクならではの面白さが詰まっているのです。
言語から場所を推理する楽しさ
GeoGuessrでは、標識、看板、広告、車のナンバープレートなど、あらゆる情報がヒントになります。中でも、言語は最も強力な手がかりのひとつ。
たとえば…
・スペイン語 vs ポルトガル語
似ているようで微妙に違う単語や文法。たとえば「calle(通り)」はスペイン語、「rua」はポルトガル語。メキシコかブラジルかを見分ける鍵になります。
・韓国語 vs 中国語 vs 日本語
東アジアでは、ハングル、漢字、ひらがな・カタカナの違いが明確なヒントになります。特に韓国の地方都市では、英語表記が少ないため、ハングルの読解力が試されます。
こうした細かい言語的知識が、GeoGuessrでは大きな武器になるのです。
近日!! 多言語マスターがGeoGuessrに挑戦!

ブログでも紹介した当社の多言語マスター吉野さんがGeoGuessrを実際にプレイしてみるという企画を立ち上げました!
~若手3年目が密着!多言語マスターに迫る~「翻訳会社で働く営業の使命とは?」
170以上の言語を学んでいる吉野さんが、GeoGuessrでどんな推理を見せてくれるのか…その様子を動画と記事で近日公開予定です!
企画では、以下のようなポイントに注目します:
- 言語の違いからどうやって国を絞り込むのか?
- 文字の形や表記ルールに注目する場面
- 言語以外の文化的ヒント(建物、服装、色使いなど)
言語のプロがどんな視点で世界を読み解くのか、ぜひお楽しみに!
言語好きのみなさんと一緒に、世界を言葉で旅する楽しさを共有できたらうれしいです。
おわりに
GeoGuessrは、地理だけでなく言語の知識も試される奥深いゲームです。翻訳会社として、言語の面白さをもっと多くの人に伝えたい──そんな思いから今回の企画が生まれました。
言語好きの方、翻訳に興味がある方、そして世界を言葉で旅してみたい方には、ぜひ一度プレイしていただきたいと思います。
当社の公式Xでも世界の言語クイズを不定期開催していますので、こちらも奮ってご参加ください!