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こんにちは、翻訳会社サン・フレアです!
以前のブログで少しだけご紹介した「Geoguessr × 多言語」企画ですが、ついにうちの言語マスターがプレイしてみました!
【言語のプロが挑戦!】GeoGuessrで世界を読む──翻訳会社が見つけた言語の冒険
そこで今回は、予告を読んでいない方にも楽しんでいただけるように、改めてGeoGuessrの概要や企画の意図からご紹介しつつ、プレイ中の様子や感じたこと、そして今後の展望についてもお話ししていきます。
Geoguessrってどんなゲーム?
Geoguessr(ジオゲッサー)は、Googleストリートビューの画像をもとに「ここは世界のどこ?」を当てる地理推理ゲームです。
GeoGuessr - Let's explore the world!
プレイヤーは、突然表示される見知らぬ場所の風景を観察し、周囲の看板、建物、道路標識、車のナンバープレート、植生、さらには太陽の位置など、あらゆる情報を手がかりに場所を推理します。
今回の企画では、「言語の知識をどこまで地理推理に活かせるか?」という視点でプレイしてみました。
翻訳会社ならではのアプローチで、言語オタクの視点から世界を読み解いていきます。
プレイしてみた!〜言語が導く世界のヒント〜
今回挑戦したのは、Geoguessrの中でも言語情報が多く含まれる、Geoguessrユーザー作成のマップである「Languages of The World」モード。いきなり砂漠のど真ん中に放り出されるようなことがありません。
世界中の言語情報が登場するので、言語マスターにぴったりのステージです。
⚠️肝心のプレイ動画はサン・フレアのYouTubeチャンネルでどうぞ⚠️
↓
【GeoGuessr】170言語の探求者がプレイするジオゲッサー - 01
ここに注目!印象に残ったシーン
今回のプレイで「おっ!」となったのは、リトアニアの風景に出会ったとき。
木々に囲まれた静かな道沿いに、見慣れない看板が。そこに「ė」の文字を見つけた瞬間、「これはリトアニア語だ!」と言語マスターが即反応。
言語オタクならではの瞬発力です(笑)。
この文字、実はリトアニア語特有で、他の言語ではほとんど見かけないんです。地理的なヒントが少ない場所でも、文字ひとつで一気に推理が進むのが面白いところですね。

カナダのヌナヴィクでは、看板に謎の記号みたいな文字が。実はこれ、イヌクティトゥット語の「先住民文字」で、文字の向きで母音が変わるという超ユニークな仕組み。地理的にはヒントが少ない極北の地でも、言語がしっかり手がかりになってくれました。

そしてセルビアでは、キリル文字とラテン文字が両方使われている看板に遭遇。「どっちも使う国ってどこだっけ?」と考えて、セルビア語の特徴を思い出して正解!特殊なアルファベットも登場して、言語の知識が地理推理に直結する瞬間でした。

言語オタク的・Geoguessrの楽しみ方
Geoguessrは一見「地理のゲーム」ですが、実は言語の知識が非常に役立つゲームでもあります。
- 文字体系の違い(ラテン文字、キリル文字、アラビア文字など)
- 言語ごとの綴りのクセ
- 地名の語感や接尾辞
- 多言語併記の順序や優先度
こうした細かな言語的特徴が、地理的なヒントとして機能するのです。
日々言語に向き合っているからこそ、「この言語、どこで使われてるんだっけ?」という知識が、地図上の直感と結びつく瞬間がとても面白く、まさに“言語で世界を旅する”感覚でした。
今後の展望:シリーズ化…あるかも?
今回は初回ということで、言語的な推理の面白さを体験してみました。
今後は、
- 特定の言語圏縛り(例:フランス語圏だけ)
- マーケティングチームと言語マスターでの対抗戦
などさまざまな切り口でのプレイも検討中です。
「こんなテーマでやってほしい!」というリクエストも大歓迎ですので、ぜひコメントやSNSで教えてくださいね。

おわりに
Geoguessrは、ただの地理ゲームではなく、言語の知識を活かして世界を読み解くという、新しい楽しみ方を提供してくれます。
語学好きの方はもちろん、「言語って面白いかも」と思っている方にも、ぜひ一度プレイしてもらいたいゲームです!
対抗戦の時には本気でいきます!
