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~若手3年目が密着!人事部のお仕事~「人事と営業は紙一重!?」

目次

  1. アイスブレイク!!!
  2. 普段の業務について
  3. 採用活動の難しさと社風の魅力
  4. 採用活動は営業活動!?
  5. 採用活動の本質と学生へのメッセージ

~若手3年目が密着!人事部のお仕事~「人事と営業は紙一重!?」

「翻訳会社って、今も必要なの?」 そんな疑問を持ったことはありませんか?
ペーパーレス化やDXが進む現代、機械翻訳の精度も飛躍的に向上し、誰もが簡単に翻訳できる時代になりました。しかし、それでもなお翻訳会社が求められる理由があるのです。
そこで今回から、シリーズ形式で、入社3年目の若手社員である私たちが社内の様々な専門家―エキスパート―たちにインタビューを実施し、みなさまにお届けします。
翻訳会社だからこそ提供できる価値、そして会社の魅力とは?翻訳業界の未来を切り拓く挑戦について、じっくり掘り下げていきます!

このメンバーでお送りします。

小川:美白命
曹:おちょこまん
岡野:ゆるフィット隊長

アイスブレイク!!!

岡野さんは社内サークルで「ゆるたい(お昼休みに運動を行うサークルです)」を立ち上げたみたいですが、最近も活動はされているんですか?

最近はメンバーも少しずつ増えてきてみんなで運動していますよ!曹さんもどうですか?

いや、僕はちょっと…(笑)

いざ誘うと、みんなそう言うんだよね~。
やっぱりデスクワークだと運動不足になりがちなので、知っている人とお話しながら体を動かせるってすてきですよね!

お昼の体操は徐々に強度を上げていく予定とのこと。健康第一。
※アシスタントのHさんにも今回ご参加いただきました!

普段の業務について

岡野さんのお仕事って、僕たちは新卒採用など表面的な部分しか見えていないんですよね。普段の活動について伺ってもいいですか?

人事部には「人事課」と「労務課」があって、それぞれ役割が違います。労務課は主に給与計算、安全衛生委員会の議事録作成、健康診断の手配など、社員の健康や給与に関する業務を担当しています。いわゆる“縁の下の力持ち”的な存在ですね。そして私が所属している人事課では、採用の企画~選考中の対応もやりますが、採用後のフォローや、社員の間で何か問題が起きた際のヒアリング、しかるべき部署への報告と対応などをおこなっています。採用だけでなく、入社後のケアも重要な仕事なんです。

採用後のフォローまでおこなっているんですね!

学生向けに開催しているインターンシップもかなり重要な取組みですよね。私も学生時代に参加しましたが、会社の雰囲気がよく伝わるすてきなインターンシップでした。

ありがとうございます。私たちは「普段通りの姿を見せる」ことを意識しています。座談会では、社内の人間関係の良さが伝わるように、あえてちゃちゃを入れるなどして、ありのままの雰囲気を感じてもらうようにしています。私たちの自然体を見て「ここで働きたい」と思ってもらえるのが理想です。

人数も増えて、内容も毎年アップデートが必要かと思うのですが、苦労されたことはありますか?

2023年からインターンシップ制度が変更されることになり、5日間未満のプログラムは「インターンシップ」とは呼べなくなったため、従来の1DAYのインターンシップに加え、5DAYSのインターンシップを開始しないといけなくなりました。
内容については、管理職とフリーディスカッションをしたり、若手社員に相談したり、といろんな方から力を借りて、2023年から本格的にスタートさせることができました。

会社全体で取り組んでいる感じですね。

そうです。特に営業のみなさんには多くのご協力をいただきました。仮想のクライアントとしてゲーム会社を設定した際には、普段ゲーム会社の営業を担当している人にリアルな現場を演出してもらい、リアリティも高めました。結果的に毎年インターンシップからの入社希望が増えており、本当にうれしいです。

採用活動の難しさと社風の魅力

採用活動で特に難しいと感じることは何ですか?

一番大変なのは、会社のことを知ってもらうことです。翻訳業界ってニッチなので、業界の存在すら知らない人も多いです。新卒でも中途でも、業界や職種で絞って就職活動をする人が多いですが、私たちは「その他の業種」に分類されがちで、そこをわざわざ検索する人って少ないんですよ。

確かに、「その他」ってなかなか選択しないですもんね。

なので最近はイベントなどに出る際は、会社のイメージが伝わるよう、「企業の海外進出を支援する会社です!」などと伝えるようにしています。うちが売り出しているものは無形商材なので、お客様が必要としているものをヒアリングし、提案するといった顧客ごとの対応が求められます。

ちなみに中途でも新卒でも、当社が求める人材像ってあったりしますか?

一言で表しきれないですよね(笑)。柔軟性がある人がフィットすると思っています。商材は決まった形がないので、お客様のニーズに合わせて変化していく必要があります。ダーウィンの進化論じゃないですが、変化できる人が向いているのではないかと思っています。

若い人にもその力が求められますね。

そうですね。私たち年配の人間は、若い人をフォローするのが役割だと思っています。

ちなみに、採用活動をしていて、うれしかったことはありますか?

インターンに参加した学生が「就活の価値観が変わった」「営業に興味がなかったけどやりたくなった」と言ってくれると、本当にやってて良かったなと思います。一番うれしいのは、入社後に「入って良かった」と言ってもらえることですね。上司から「○○さん、活躍してるよ」と聞くと、すごくホッとします。入社後に楽しく仕事をして、活躍してくれることが最終ゴールです。

採用活動は営業活動!?

採用って、営業と本質的には同じなんですよ。学生さんや中途採用の方、人材サービス会社の方々にどうやってサン・フレアを知ってもらい、「いい会社だな」と思ってもらえるか。そのためのアプローチは営業と似ているなと思います。

本当にそうですね。採用って、ただ募集を出すだけじゃなくて、相手のことを考えてどう伝えるか、どう見せるかがすごく重要ですよね。

そうなんです。だから、もし良いアイデアがあれば、ぜひ共有していただきたいです。私たちも常に模索していますし、柔軟に取り入れていきたいと思っています。

僕達も岡野さんから良いアイデアを教えていただきたいです!

ちなみに、今年も大学のキャリアセンターに出向いて、10校ほど回りました。暑い中、外回りして「インターンシップをやっていますので、学生さんをご紹介ください」とお願いしてきました。卒業生が多い大学や、1・2年生に力を入れている大学を中心に回ったんです。結果的に、インターンシップ参加者も増え、なんと訪問した学校から翻訳の案件も受注できたんです!

採用活動が営業にもつながるって、すごく理想的な流れですね。

また、ネットで公開している求人票には、学生が検索しそうなキーワードを散りばめています。マイナビの検索キーワードランキングを参考にして、そこに載っている用語はなるべく入れるようにしています。例えば、以前は「金融系」が人気だったのに、コロナ禍では「IT系」の人気が急上昇したりと、トレンドが年々変わるんです。学生の志向を読み取るのは本当に難しいですね。

営業としてもトレンドを追うのって難しいですよね…

そうなんです。だからこそ、アシスタントのHさんや若手社員にも協力してもらって、感覚を共有してもらうようにしています。私にはもう若い人の感覚がわからない部分が多いので、チームで補い合うことが大切です。

採用活動の本質と学生へのメッセージ

就活生に一言伝えるとしたら、何を伝えたいですか?

とにかく「来てほしい」です。説明会でもインターンでも、まずは知ってもらうことが大事。知ると前のめりになってくれる学生さんが多いんですよ。「面白そうな仕事だな」と思ってくれる人も多いです。でも、なかなか見つけてもらえないのが一番の課題ですね。

来ないと分からないことってありますよね。確かに、ぜひ来てほしいです。

岡野さんのお話は「営業」の観点からも勉強になりました。ありがとうございました!

そう言ってもらえるとうれしいです。ありがとうございました!

インターンシップの設計や社風の伝え方には、営業活動と共通する「伝える力」が求められており、採用もまた“営業”であるという視点は非常に新鮮でした。
今後、我々営業部としても、会社の魅力をより深く理解し、学生やお客様に対して価値ある提案ができるよう努めていきたいと思います。

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