BLOGブログ

~若手3年目が密着!ライフサイエンスの業界マスターに迫る~「業界の輪に入り込める翻訳会社の強みとは?」

目次

  1. アイスブレイクとこれまでの経歴について!
  2. 専門性を活かした営業と業界との接点
  3. AIと人の協働~翻訳・ライティングの今後~
  4. 業界との連携と人材の力

~若手3年目が密着!ライフサイエンスの業界マスターに迫る~「業界の輪に入り込める翻訳会社の強みとは?」

「翻訳会社って、今も必要なの?」 そんな疑問を持ったことはありませんか?
ペーパーレス化やDXが進む現代、機械翻訳の精度も飛躍的に向上し、誰もが簡単に翻訳できる時代になりました。しかし、それでもなお翻訳会社が求められる理由があるのです。
そこで今回から、シリーズ形式で、入社3年目の若手社員である私たちが社内の様々な専門家―エキスパート―たちにインタビューを実施し、みなさまにお届けします。
翻訳会社だからこそ提供できる価値、そして会社の魅力とは?翻訳業界の未来を切り拓く挑戦について、じっくり掘り下げていきます!

このメンバーでお送りします。

小川:美白命
曹:おちょこまん
尾崎:トム・ソーヤー

アイスブレイクとこれまでの経歴について!

本日は、ライフサイエンス分野のプロフェッショナルである尾崎さんにお越しいただきました!どうぞよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

カヤックがご趣味だと伺いましたが、今でも続けていらっしゃるんですか?

そうですね。最近はSUP(サップ)が流行っていますが、私はずっとカヤック派です😊。かなりハードな渓流を下ったこともあって、命の危険を感じたこともありますよ😊。

すごいですね!渓流を下るなんて、想像しただけでスリル満点ですね。

尾崎さんと言えば経歴が特殊と伺いました。元々は理化学研究所にいらっしゃったとのことですが、どのような経緯でサン・フレアに?

もともとはバイオ系の研究者で、36歳まで発生生物学の研究をしていました。当社としても注力している再生医療にもつながる基礎研究ですね。研究を離れた後、翻訳に興味を持ち、アカデミーの講座を受講したのがきっかけです。

※当社は翻訳者育成機関であるサン・フレアアカデミーを運営しています!

サン・フレアアカデミー Webサイト

翻訳者志望だったんですね!

そうなんです。ちょうどその頃、うちがライフサイエンス部門を立ち上げようとしていて、社長が私の経歴に目を留めて声をかけてくれたんです。バイオ系のバックグラウンドを持つ人材が社内にいなかったこともあり、タイミングよくマッチしました。結果的に、翻訳者としてではなく、ライフサイエンス部門の立ち上げメンバーとして参加することになりました。

部門の立ち上げに大きく貢献されたんですね!

終始笑顔がすてきな尾崎さんでした

専門性を活かした営業と業界との接点

営業職の頃は元研究者としての知識を活かす機会は多かったですか?

そうですね。お客様と親和性の高い話をすることができました。特にライフサイエンス分野では、専門知識があると信頼されやすいですね。

この業界は特に技術進歩が目覚ましいと思うのですが、情報はどのようにキャッチされているんですか?

客先との会話や展示会でキャッチしています。特に毎年参加しているBioJapanでは、新しい技術が次々と出てきていますね。基礎研究から応用まで進んでいるのを見るのは面白いですし、純粋に興味深く感じています。

<Bio Japan出展のお知らせ>

BioJapan2025ロゴ

会期 2025年10月8日(水)~10日(金)10:00~17:00
会場 パシフィコ横浜
ブース D-5
Webサイト https://jcd-expo.jp/jp/about.html

今期からライフサイエンス部門より事業開発部にご異動されたかと思いますが、事業開発部ではどのようなことをされているのでしょうか?

ここでのミッションは「新しいことをやる」です。今までの延長線上ではなく、まったく新しいサービスを立ち上げること、そして既存のサービスを磨き直すこと。この2つが柱です。

なかなか難しそうですね…

そうですね。業界の流れをキャッチしてお客様にとってどのようなサービスが求められているのか日々検討しています。そのうえでやはりお客様とのコミュニケーションは欠かせませんね。

といいますと?

僕は、お客様との面談時は当社のサービスを提案することも大事ですが、業界の情報を聞いたりすることも重要だと思っています。業界の情報はインターネットでも入手できますが、やはり業界の人の生の声を聞くのが一番ですね。

なるほど!そういった視点でコミュニケーションをとれば良い関係を築けそうですね。

AIと人の協働~翻訳・ライティングの今後~

翻訳は業界によって求められるものの流行があると思います。例えば知財の分野だと特許明細書の翻訳にも機械翻訳を活用することが徐々に主流となってきましたが、ライフサイエンス分野ではどうですか?

ほかの分野と同様に、ライフサイエンス分野でもスピードが求められています。ただ、機械翻訳は品質面で課題があり、特に医薬系では一つの数字のミスが命に関わることもあるので、慎重にならざるを得ません。最終的には人がチェックする必要があります。

人による確認が安心につながりますね。

もちろん機械翻訳を使えば早く仕上がりますが、機械で10を賄うのではなく、機械(AI)と人で10を目指す対応をしていきたいと思っています。

前回田邊さんへインタビューをした際に、訳文をチェックする作業でAIを活用されるという話を伺いましたが、この分野でも活用できるものなんですか。

はい、ライフサイエンス部門でも田邊さん(商品完成本部)のところに依頼して、AIを使った検証をしています。ただ、AIによる指摘事項が多すぎると原稿が赤字だらけになったりと逆に非効率になるので、ちょうどいいバランスを探っているところです。人がチェックするのに最適な指摘の仕方を模索しています。

当社は翻訳だけではなく、ライティングの事業もおこなっておりますが、この分野でもAIの活用は進んでいますか?

はい。翻訳と同様に、ライティングでも生成AIを使って効率化を図っています。要約や情報の取捨選択には人間の経験が必要で、AIが出したものを人が手直しする形が現実的ですね。8〜9割が使える内容なら、残りを人が補えば効率化につながります。

品質の差はまだ大きいですか?

バリエーションが多く、正解は一つではないですが、合格・不合格の基準はあります。最終的には人が判断するので、AIがどれだけ助けになるかが鍵ですね。

業界との連携と人材の力

昨年当社が加盟した湘南創薬支援コンソーシアムについても少し伺えますか?

はい。研究機関である湘南iPark内で立ち上がった創薬支援のコンソーシアムに、当社も加盟しています。

※当社はメンバーシップ企業として湘南iParkに参画しております

湘南創薬支援コンソーシアム Webサイト

研究をしない翻訳会社がどうして?と思われるかもしれませんが、ドキュメント支援ができるという点とこれまでの実績を評価いただき、参加しています。今後はPR活動を強化して、業界内での認知度を高めていきたいです。

業界の中に飛び込んでいく姿勢が印象的ですね。

そうですね。翻訳会社ってどうしても業界の外にいるイメージを持たれがちですよね。外から眺めるのではなく、業界の一員として関わっていく。そのマインドセットが大事だと思っています。

尾崎さんが考える「当社の強み」はどこにあると思いますか?

当社の強みは、何と言っても“人材”だと思います。製薬会社出身のシニアライターや、最近では厚労省出身の富永さんも加わり、業界の事情をよく知る人材が揃っています。
また、先ほどもお話ししたように、業界情報の収集や知識の習得に努めている営業が揃っているため、お客様に寄り添った対応ができていると感じています。インタビュアーのお二人にも、ぜひ多くの業界・業種のお客様と接点を持ち、翻訳の知識だけでなく業界知識も深めていってほしいと思っています。

自身もたくさんの業界と触れる機会を積極的に設けていきたいと感じました!
貴重なお話ありがとうございました!

ありがとうございます!

尾崎さんのお話を通じて、翻訳という枠を超えた業界支援の可能性を強く感じました。専門性を活かした営業、AIとの協働、そして人材の力を軸にした事業開発の姿勢は、非常に刺激的で、ただ「売る」だけでなく、「業界の一員として関わる」ことの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。今後、我々も引き続き業界理解を深めながら、より価値ある提案ができるよう努めたいと思います。

お問い合わせはこちらから!

ライフサイエンス分野のみならず、その他の分野に関してもご相談ベースで構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ
一覧に戻る
DOWNLOAD FAQ