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動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集 [ア行~ワ行]

目次

  1. 【ア行】
  2. 【カ行】
  3. 【サ行】
  4. 【タ行】
  5. 【ナ行】
  6. 【ハ行】
  7. 【マ行】
  8. 【ヤ行】
  9. 【ラ行】
  10. 【ワ行】

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|ア行

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■アイリス|ア行

動画撮影でのレンズ絞りのことを指します。聞きなれない言葉だと思いますが、デジタルカメラやスチール撮影の『露出補正』と同じ意味です。アイリスにはオートとマニュアルの設定がありますが、基本的にオートではなくマニュアルで撮影します。オートアイリスを使った場合、自動で絞りを調整し、適正な露出を決定してくれますが、突然の光の変化に対応が遅れるため、明るさが定まりにくくなり、一部分が極端に明るい状況に対応できない状態が発生する場合があります。そのため、アイリスは必ずマニュアルに設定するのが基本です。なお、アイリスは編集での修正ができません。

■アウトフォーカス|ア行

意図的に焦点をぼかして、ピントを合わせない撮影する技報のことを指します。撮影時の誤りでピントが合っていないことを"ピンボケ"とも呼びますが、アウトフォーカスはあえてピンボケを演出上利用することを指します。被写体にピントを合わせて、その他の要素をぼかして撮影することにより、一層被写体を目立たせることができるため、余韻の表現・回想シーンなどで用いられることが多いです。

■アオリ撮影|ア行

被写体に対してカメラを下から上へ撮影する手法のこと。例えば高い建物を撮影する際、レンズを意図的に上へ向けて縮んだ状態を真っすぐに修正する手法もこの中に含まれる。逆に上から下に向けて撮影することをフカン撮影と呼びます。BtoBの動画では建物よりも人物をあおり撮影する場合が多いです。

■アスペクト比|ア行

動画制作で使用されるのは「画面アスペクト比」と呼ばれるもので、画像や画面の縦横比のことを指します。一般的には横:縦が16:9になるように設定します。ただし、アスペクト比は規定に必ずしも一致させる必要がないため、コンテンツの使用用途や作風によって、縦横比を逆にした縦型ディスプレイ仕様にするなど、自由度を持たせて制作します。

■アテレコ|ア行

「アテレコ」という言葉は、アフレコ(「アフターレコーディング」の略)という言葉がもとになっています。「アテレコ」とは、そのアフレコ作業において、映像がない状態で声を録音することを指します。つまり、アフレコとは映像に合わせて声を録音するのに対し、アテレコは映像がない状態で声を録音することになります。「動画にセリフを割り当てる」ことからアテレコと呼ばれています。

■アニメーション|ア行

複数の静止画像によって、連続的に表示することで動きを作る技術を指します。日本ではイラストを動かした作品は「アニメ」とも呼ばれ、アニメーションとは多少ニュアンスの違った意味で使用されています。
現在はデジタルで制作するCGアニメーションも主流となっています。その他、紙で制作する「パラパラ漫画」や、粘土で制作する「クレイアニメーション」などもあります。

■アフレコ|ア行

「アフレコ」とは、アニメーションや映画などの映像作品において、完成した映像に声を録音する作業のことを指します。具体的には、映像に合わせて声を録音することで、キャラクターのセリフやナレーションなどを完成させる作業です。
アフレコは、声優が演じるキャラクターの表情や動き、映像のリズムに合わせて声を出す必要があり、緻密な演技力やリズム感が求められる素人には難しい技術です。また、映像に合わせて声を出すことから、演技の自由度は比較的低くなりますが、完成した映像作品の一体感を生み出す重要な役割を担っています。

■粗編集/アラヘンシュウ|ア行

撮影した映像素材や録音した音声素材をざっくりと編集して、全体の構成や流れをつかむためにおこなわれる作業です。
素材の選定やシーンの並べ方、カットの長さ、BGMの選定などを基本的な方針に従って編集し、完成版のイメージをつかむためにおこなわれるため、あくまでも仮の編集であり、細かい調整や加工は後の工程でおこなわれます。

■アルファチャンネル|ア行

画像や映像の透過度の情報を扱うために用意されている補助的なデータ領域のことです。
一般的に、画像や映像は、RGBの各色成分(赤・緑・青)を組み合わせて表示されます。このRGB以外に、アルファチャンネルという透過性を表す情報が存在します。アルファチャンネルには、0~255の範囲で、画像の各部分の透過度を表す値が格納されます。透過度が高いほど、その部分が透明に近くなります。
アルファチャンネルを利用することで、画像や映像の一部分だけを切り抜いたり、他の画像や映像と合成する際に、背景が透過したり、重ね合わせた際にスムーズな合成を実現できます。例えば、Webページの背景にある画像と合成する場合、アルファチャンネルを使って、画像の背景を透明にして合成することで、美しいページを作成することができます。

■インスタグラム|ア行

インスタグラム(Instagram)は、写真や動画を共有するソーシャルネットワーキングサービスです。
ユーザーは、スマートフォンやタブレットなどのデバイス上でアプリをダウンロードして、自分自身や友人、フォローしている人々が投稿した写真や動画を閲覧することができます。また、自分自身が撮影した写真や動画を投稿し、キャプションやハッシュタグをつけてシェアすることもできます。

■HD/エイチディー|ア行

HDは、「High Definition」の略称で、高精細度を表します。具体的には、ビデオや映像、音声などの品質が従来よりも高い解像度やクオリティを持っていることを指します。
具体的には、フルHD(Full HD)は1920×1080ピクセル、4Kは3840×2160ピクセル、8Kは7680×4320ピクセルの解像度を持っています。これにより、より鮮明で細かいディテールが映像に現れるため、よりリアルな映像体験を提供することができます。
HDは、テレビ放送、映画、DVD、Blu-ray Discなどのメディアや、モニタ、ディスプレイ、プロジェクタなどの映像出力機器などで広く使用されています。

■絵コンテ|ア行

アニメーションや映像作品制作において、ストーリーやシーンの流れを図解したものです。作品の演出や構成を計画する上で、非常に重要な役割を担っています。
絵コンテは、シーンごとに細かく区切って描かれ、各シーンのカット割りや、キャラクターや背景の配置、カメラアングル、演出などを記述します。制作スタッフやアニメーターが、この絵コンテを参考にして作品を制作するため、絵コンテが完成していると、作品制作の進捗管理やコスト削減にも役立ちます。

■SE/エスイー|ア行

SEは、「サウンドエフェクト(Sound Effect)」の略称で、音響効果を指します。映像作品やゲームなどにおいて、映像や演出に合わせて音を鳴らすことで、より臨場感や迫力を与えるために使用されます。SEは、作品の演出やストーリーの重要な要素のひとつであるため、
映像作品やゲーム、CM、ラジオ番組など、様々なメディアで使用されます。SEによって視聴者に、より臨場感や迫力を与えることができます。

■MA/エムエー|ア行

「Multi Audio(マルチオーディオ)」を略した言葉が「MA(エムエー)」です。
“音”は動画制作では映像と同じくらい重要です。音の大きさにばらつきがあったり、ブツ切れになっていたりすると、視聴者に違和感を与えてしまうため、動画のクオリティを決定づける大きな要素になります。
MAは、ひとつの映像に複数の音声トラックを追加する技術で、複数の言語や異なるオーディオコンテンツを同時に提供することができ、視聴者が好みの言語や音声を選択できるようになります。MAは、多言語圏や異なる地域の視聴者に対して、より親和性の高い映像コンテンツを提供するための重要な技術となっています。また、音声合成技術の進歩やAIの活用により、高度なマルチオーディオ技術が提供されてきています。

■オーサリング|ア行

コンピュータソフトウェアやマルチメディアコンテンツを作成する際に、内容の制作から編集、最終的な出力までのプロセスを指します。
オーサリングには、テキストやグラフィック、音声、動画などを含む多様な要素を統合して、統一的なメディアコンテンツを作成することが含まれます。動画編集だけ、プログラム作成だけではオーサリングとは呼びません。
一般的に、オーサリングツールと呼ばれる専用のソフトウェアを使用して、コンテンツの制作や編集、レイアウトの設定、アニメーションの追加、ユーザーインターフェイスのデザインなどをおこないます。
オーサリングは、主にインタラクティブなコンピュータベースの教材やeラーニングコンテンツ、ゲーム、マルチメディアプレゼンテーションなどの制作に使用されます。また、映像作品や音楽作品の制作においても、オーサリングツールを使用してDVDやブルーレイなどのメディアフォーマットに変換することがあります。
オーサリングには、専門的なスキルや知識が必要で、コンテンツ制作やプログラミング、グラフィックデザインなどの分野での経験が求められます。しかし、近年では、オーサリングツールの使いやすさが向上しており、初心者でも手軽にマルチメディアコンテンツの制作ができるようになっています。

■オフライン編集|ア行

映像編集の一種で、高画質・高解像度の映像素材を扱う前におこなう仮編集のことです。
映像のつなぎや合成処理、テロップなどの編集内容をオフラインによって確認した後、オンライン編集と呼ばれる高画質・高解像度の映像素材を使って、最終的な仕上げ作業をおこないます。オンライン編集では、編集作業で追加したエフェクトやタイトルなどの情報を元の高画質・高解像度の映像素材に適用するため、高性能なコンピューターや専用の機材を使用することが一般的です。
最終的な仕上げ作業でオンライン編集をおこなうことで、高品質な映像素材を使用して映像品質を向上させる必要があります。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|カ行

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■解像度|カ行

画像や映像などのデジタル表現において、表示される情報の詳細さや細かさを表す用語です。具体的には、画像や映像を構成するピクセル数やドット数、縦横の大きさなどが解像度に影響を与えます。
解像度が高い場合、より多くのピクセルやドットが画像に含まれているため、より細かなディテールや色彩表現が可能になります。一方で、解像度が低い場合は、ピクセル数やドット数が少なくなるため、画像が荒くなったり、モザイク状になったりすることがあります。
映像制作においては、ディスプレイ画面の表示能力のことをいいます。解像度は一般的に、「横×縦のピクセル数」で表され、例えば、液晶テレビやモニタで「フルHD」の場合は、1920×1080以上の解像度であり、横に1920ピクセル、縦に1080ピクセル以上の画像を表しています。

■カット|カ行

映像制作での「カット」には、ケースによりいくつかの意味があります。(1)映画を構成するひとつの単位として。(2)撮影を止める際の合図。(3)編集において、切り取ったり、削除したりすることです。

■カットイン(アウト)|カ行

映像の流れの中で、途中に別の画面を割り込ませたり、挿入することをいいます。ワイプ・フェードインといった手法ではなく、カットとカットを直接つなげること指します。これとは逆に、それまでの映像や音声を瞬間的になくしてしまうことをカットアウトといいます。

■カットバック|カ行

撮影した映像素材の中から、編集や組み立てる際に不要と判断された部分を削除することを指します。つまり、映像編集における「不必要な部分の削除」のことを指しています。
例えば、複数のシーンをつなげてストーリーを作る場合、ひとつのシーンの中で不必要なカットや無駄な時間がある場合、その部分を削除することで、映像をスムーズに見せたり、視聴者の注目を集めたりすることができます。
また、映像制作において「カットバック」という用語は、別の意味でも使われます。例えば、編集された映像において、あるシーンが終わると同時に、直前のシーンに一瞬戻り、その後すぐに次のシーンに移るような演出や、別々の二つの違う場面を交互に見せていく手法のことを指します。これは、別の言葉で「フラッシュバック」や「切り返し」と呼ばれることもあります。

■カット割り|カ行

撮影した映像を複数のショット(カット)に分割し、それらを編集することを指します。
カット割りは、撮影された映像をストーリーやメッセージに合わせて編集することで、視聴者にとってより魅力的で効果的な映像を作り出すために重要な作業です。例えば、映画やドラマなどでは、シーンごとにカット割りがおこなわれ、視聴者にストーリーや演出を伝えるための映像が構成されます。
また、カット割りにはリズムやテンポ、空間的な構成などの要素があり、それらを調整することで、より効果的な映像表現が可能になります。

■カメリハ|カ行

「カメラリハーサル」の略称です。カメリハは、実際の撮影に先立って、スタッフやキャストが動きや演技の確認をおこない、カメラやライティング、音声などの撮影環境の調整をおこなうことで、本番での撮影の効率やクオリティを高めることを目的としています。
カメリハは、実際の撮影のシミュレーションをおこなうため、セットや小道具など、本番と同じ状況でリハーサルがおこなわれます。撮影に使われるカメラや機材も本番と同じものが使われることが多いです。カメラのアングルや構図、キャストの動きや演技、ライティングや音声など、撮影に関わるすべての要素を確認し、調整することが重要です。撮影前のリハーサルで細かい部分まで確認することで、本番でのムダな時間や手戻りを減らし、スムーズな撮影を実現することができます。

■完パケ|カ行

制作物の完成形態である「完全パッケージ」のことを指す略称です。
完パケとは、制作物の編集や音響、映像エフェクトなど、すべての制作工程が完了して、最終的な完成形態ができあがった状態のことです。つまり、配信や放送に向けて必要なフォーマット、画質、音質、時間などがすべて整っている状態です。
完パケの作成は、映像制作において重要な工程であり、最終的な完成形態を納品するための作業です。完パケができあがることで、配信や放送に向けての配信準備が進められ、視聴者に最終的な制作物を提供することができます。また、完パケができあがった後も、必要に応じて修正や再編集がおこなわれることがありますが、その場合は再度完パケの作成が必要になります。

■カラーコレクション|カ行

映像の色調整や色彩補正をおこなうことで、略してカラコレとも呼ばれます。これにより、映像の色合いや雰囲気を調整して、より美しく鮮明な映像を作り出すことができます。
具体的には、撮影時に発生する色調の偏りや、照明の明るさや色温度の違いによる影響を修正し、映像全体の色調を統一する作業をおこないます。また、色彩補正をおこなうことで、映像に対して意図的な色調を与えることもできます。
カラーコレクションは、映像制作において重要な作業のひとつであり、映像の印象を大きく左右するため、丁寧な作業が求められます。

■キーフレーム|カ行

キーフレームは、アニメーション、ビデオ編集、グラフィックデザイン、ゲーム開発などの分野で使用される用語で、重要なフレームまたは位置を示す特定のフレームを指します。
アニメーション制作では、キーフレームはアニメーションの始まりと終わりのポイント、重要な動きや変化が発生するポイントなどを示すフレームです。これらのキーフレームによって、アニメーションの動きや変化を制御することができます。
ビデオ編集では、キーフレームは映像の時間軸上での変化を指示するフレームです。例えば、画像のサイズ、位置、透明度、回転などを変化させることができます。キーフレームを設定することにより、映像の変化をよりスムーズに制御することができます。
グラフィックデザインでは、キーフレームは動的な要素を作成するために使用されます。例えば、文字の移動、拡大、縮小などを表現することができます。
キーフレームを使用することによって、アニメーションや映像の変化をより細かく制御し、よりリアルな表現やエフェクトを実現することができます。

■クロマキー|カ行

クロマキー(Chroma key)とは、映像技術のひとつで、特定の色を透明にして、その背後に別の映像や画像を合成する技術のことです。通常は、グリーンスクリーンまたはブルースクリーンと呼ばれる特定の色の背景を使います。この技術を使用することで、実際の撮影場所とは異なる背景を合成した映像を作成することができます。例えば、ニュース番組で気象予報士がグリーンスクリーンの前で天気予報を伝えている場合、グリーンスクリーンを透過することで、実際にはスタジオの前で話しているように見せながら、合成した背景映像を背後に表示することができます。
クロマキー技術は、映画やテレビ番組、CMなどの映像制作に広く使用されています。また、バーチャルセットや仮想現実の映像制作にも欠かせない技術です。

■けつ|カ行

主に撮影の終了時刻、スタジオの搬出時、クライアント、役者やナレーター、次の予定があるスタッフなど各々の解散時間ことを言う。お尻とも言う。期限(予定時刻等)に間に合わせたり調整をする、動画制作の納期の日程や時刻のことです。
また動画制作において任意の終了点に合わせて映像と音のタイミングをずらすことを「けつ合わせ」とも言う。動画制作では物事を逆算してスケジュールを立てるため、常に終わりを意識する特徴があり、様々な場面で使用されます。

■構成案|カ行

制作する動画の内容を構成するために、ストーリーの流れやシーンの順序、使用する映像や音声素材などをまとめた案のことを指します。
構成案は、動画制作の初期段階で作成されるものであり、その後の映像制作の方向性を決めるために非常に重要な役割を担います。構成案を作成する際には、制作する動画の目的やターゲット層、ストーリーの要素や展開、使う映像や音声素材、長さなどを考慮しながら、具体的なプランを作成することが必要です。
構成案は、プレゼンテーションやクライアントとの打ち合わせなどで活用され、最終的な映像制作に反映されることになります。そのため、構成案の作成は、映像制作において非常に重要なプロセスのひとつとなります。

■コーデック|カ行

デジタル音声や動画の圧縮や伸長(エンコードとデコード)をおこなうための技術です。
動画や音声などのデータは、非圧縮状態で保存されると大量のストレージ容量を必要とするため、データを圧縮して、ストレージ容量を節約することができます。また、ネットワークを通じてデータを送信する際にも、圧縮されたデータの方が送信速度を上げることができます。
一般的なコーデックには、動画の場合にはH.264、H.265、VP9などがあり、音声の場合にはAAC、MP3、FLACなどがあります。これらのコーデックは、各種デバイスやプラットフォーム上で互換性があるため、多くのデジタルメディアファイルで使用されています。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|サ行

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■座布団|サ行

主に肩書のテロップ、字幕テキストなどの下に、四角や丸の平面な座布団を敷くことで読みやすくするものです。デザイン的な文字としてあえて座布団を敷かないことで映像との調和を図る場合もありますが、読んでもらうための文字の場合は座布団を敷くことで格段にわかりやすく、可読性が高くなります。座布団の色は白黒、もしくは白黒の透明度を変えたものが多いですが、クライアントのコーポレートカラーを用いたり座布団そのものをデザインする場合もあります。

■サムネイル|サ行

「サムネイル」とは、画像や動画などのコンテンツの要約や概要を示すために使用される画像のことです。通常、コンテンツの内容を表す重要なシーンやポイントを一覧表示するために使用されます。例えば、YouTubeの動画検索結果で表示される画像や、Amazonの商品ページで表示される商品画像がサムネイルの一例です。
サムネイルは、コンテンツの内容を簡単に把握できるようにすることが目的です。

■CG/シージー|サ行

コンピュータグラフィックスの略称で、コンピュータを使用して画像や動画を生成する技術のことです。一般的に、CGは2次元の静止画像や3次元の動的なアニメーションを作成するために使用されます。

■シズル感|サ行

製品やサービスなどの魅力や魅力的な点を示す言葉や要素のことを指します。つまり、製品やサービスが魅力的であり、人々を引き付けるような要素のことです。
消費者に製品やサービスを購入するように説得するために使用されるマーケティング用語で、シズル感を持った製品やサービスは、消費者に興味を引き、購入を促すことができます。
例えば、高級な車の広告では、美しいボディデザイン、最新テクノロジー、高性能エンジンなどの要素が強調され、その車が魅力的であることを示します。また、高級レストランの広告では、美味しい料理、豪華な雰囲気、専門的なサービスなどがシズル感を与え、人々を引きつけます。シズル感は、製品やサービスを魅力的に見せ、消費者の興味を引きつけ、購買意欲を高めるために使用されるマーケティング戦略の一部です。

■字幕|サ行

字幕は、映画・テレビ番組・動画、またはライブイベントなどの音声を文字に変換し、画面の下部に表示するテキストのことです。また、聴覚障害者や異なる言語を話す人々が音声の内容を理解できるようにするために使用されます。
字幕には、映像に沿って進んでいく「同時字幕(real-time subtitle)」や、映像を一時停止して表示する「非同時字幕(non-real-time subtitle)」があります。非同時字幕は、映像の台詞や音声を字幕にする際に時間をかけて編集され、正確な内容を伝えるようになっています。
また、字幕は映像の内容を正確に伝えるだけでなく、映像に含まれる言語や文化的な背景を理解する手助けにもなります。これにより、異なる言語や文化の人々が映像作品を理解しやすくなり、コミュニケーションが促進されます。

■白完/シロカン|サ行

撮影した映像の使いどころだけをまとめたもので、完パケの前の物として、テロップやワイプなどが入っていない、映像だけの状態の動画のことです。

■ストリーミング配信|サ行

インターネット上でライブ配信やビデオ配信などの映像・音声データをリアルタイムで配信する技術のことです。ストリーミング配信では、データを受信した瞬間から再生が始まるため、映像や音声のダウンロードが完了するまで待つ必要がなく、すぐに視聴可能となります。
ストリーミング配信は、主にライブ配信やオンデマンド配信に使用されます。ライブ配信では、スポーツや音楽イベントなどのリアルタイムの生放送を、オンデマンド配信では、映画やドラマ、アニメなどのコンテンツを、いつでもどこでも視聴可能にすることができます。
また、ストリーミング配信は、多くの人が同時に視聴することができるため、大規模な視聴者数でも安定して映像や音声を配信することができます。

■セーフティーフレーム|サ行

映像の編集や合成をおこなう際に、周辺部分に映像がはみ出る可能性があることを想定して、必要以上に映像がはみ出ないように、あらかじめ余裕を持たせたフレームのことを指します。
具体的には、編集や合成作業をおこなう際に、映像の周辺部分に少し余裕を持たせたフレームを作成し、映像がはみ出さないように注意することで、放送や公開時に不具合が生じることを防止するための措置です。
セーフティーフレームは、映像制作において非常に重要な要素のひとつであり、放送や公開時に映像が切り取られたり、変形したりすることを防ぎ、高品質な映像作品を制作するために欠かせない要素のひとつです。また、映像制作現場では、セーフティーフレームを設定することが一般的であり、この設定が正確かつ適切におこなわれることで、映像の品質を保つことができます。

■ソーシャルメディア|サ行

インターネット上で個人や企業が情報を発信したり、交流したりするためのプラットフォームのことです。一般的には、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)やブログ、掲示板、フォーラム、Wiki、動画共有サイトなどがソーシャルメディアの代表的な例とされます。
ソーシャルメディアは、個人や企業が情報を発信し、受け取ることができる場を提供することで、コミュニケーションや情報共有が容易になるという利点があります。また、多くの人が利用するソーシャルメディアを活用することで、広告やマーケティングの効果を高めることもできます。
さらに、ソーシャルメディアは、リアルタイムで情報を発信し、反応を受け取ることができるため、災害時や緊急事態の際にも、情報伝達の手段として活用されることがあります。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|タ行

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■タイムコード|タ行

映像や音声などのメディアファイルにおいて、時間を表すための符号化された番号のことです。タイムコードは、映像や音声の再生位置や編集において、時間単位での正確な同期や位置決めをおこなうために使われます。
タイムコードは通常、時、分、秒、フレーム単位で表記され、HH:MM:SS:FFという形式で表されます。一般的に、映像や音声編集ソフトウェアや、映像制作に関連する機器などで使用されます。例えば、ある映像ファイルのタイムコードが「01:23:45:12」となっている場合、これは「1時間23分45秒12フレーム」という意味で、このタイムコードを使って、再生位置を正確に指定することができます。また、複数の映像や音声ファイルを編集する場合には、各ファイルのタイムコードを合わせることで、正確な同期をとることができます。

■チャプター|タ行

長めの動画を複数のシーンに分割し、それぞれに見出しをつけたもののことです。チャプターは、映像を視聴するユーザーが、自分が見たいシーンにすばやく移動できるようにするために使われます。一般的にDVDやBlu-rayなどの光ディスクにおいて、メニュー画面から各シーンへのアクセスを容易にするために使用され、オンライン動画ストリーミングサービスでも、視聴者が動画を簡単にナビゲートできるように、チャプターを設定することがあります。
チャプターは、動画の構成によっては必須ではない場合もありますが、視聴者にとっては非常に便利な機能のため、動画を制作する際には、チャプターの設定を検討することで、視聴者の利便性を向上させることができます。

■つなぎ|タ行

「つなぎ」とは、映像編集の技術のひとつです。動作の必要箇所をカットで分割をおこない、それを不自然なくつなげることによって、映像のテンポにメリハリやリズムが生まれるため、一連の動画の流れをスムーズに見ることができます。この「つなぎ」方を工夫することによって、完成した映像の印象は全く変わってきます。また、映像だけでなく、音声も連動させるとさらに効果的になります。

■つまむ|タ行

映像素材の中から一部を取り出してカット編集することを「つまむ」と呼びます。カメラで撮影した映像や既存の映像素材等を編集する場合に、複数の映像素材の中から一部使用したい箇所や、映像内にカメラのブレなどがあり使用が難しい箇所や映像の全体の尺が決まっているものの、撮影した映像や既存の映像素材がすべて使用できない場合などに、該当の映像素材の中から、使用したい箇所を選定し不要な箇所をカットする作業のことを表す言葉として使用されます。

■ディレクション|タ行

映像作品全体の方向性を決め、業務全般をコントロールすることです。ディレクションは、打ち合わせを始め、映像作品の構成や表現方法、出演者やスタッフの指示、演技指導、撮影場所や撮影日程の調整など、映像作品制作におけるあらゆる側面にわたって関わります。
具体的には、ストーリーやシーンの構成を決めたり、出演者の演技指導を行ったり、映像のイメージを統一するためにカメラアングルやライティングの指示を出したりすることがあります。また、撮影現場での指揮や、映像編集の指示、音楽の選曲や音声の編集などもディレクションの範疇に含まれます。
映像作品のディレクションは、作品のクオリティや印象を大きく左右する重要な役割を果たしています。監督やプロデューサーがその役割を担当することが多くあります。

■デジタルサイネージ|タ行

電子的なディスプレイ装置を使用して、広告や情報、映像などを配信する電子看板の一種です。従来のポスターや看板は、紙やビニールなどの素材に印刷されて展示されますが、デジタルサイネージは、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、LEDディスプレイなどを使用して、複数の画像や動画、テキストなどを自動的に切り替えながら表示します。
デジタルサイネージは、商業施設や交通機関、公共施設、イベント会場などで広く使用されており、店舗の情報やキャンペーン、新商品の宣伝、天気予報、ニュースなどを配信することもできます。

■テロップ|タ行

映像やテレビ番組などで、画面に文字情報を表示するものです。一般的には、画面下部や上部に表示される、ニュースの見出しやスポーツ中継での得点表示、映画やドラマでの登場人物の名前や場面の説明などが代表的な例です。
テロップは、映像作品やテレビ番組の情報を補足するために使われることが多く、コンテンツの展開に直接関係する情報を表示することもあります。また、広告や宣伝などでも使用され、商品名や特徴、キャッチコピーなどを表示することがあります。

■動画ファイル|タ行

動画ファイルは、映像データと音声データを圧縮して、ひとつのファイルにまとめたものです。
動画ファイルには、多数のフォーマットがあります。代表的なものに、AVI、MP4、WMV、MOV、FLVなどがあります。それぞれのフォーマットは、圧縮方式や再生に必要なコーデックの種類、画質や音質の設定などが異なります。
動画ファイルは、動画編集ソフトウェアや再生ソフトウェアなどを使用して、再生や編集がおこなわれます。また、動画共有サイトやストリーミング配信などを通じて、ユーザーがアップロードした動画ファイルをインターネット上で視聴することもできます。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|ナ行

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■ナレーション|ナ行

映像やプレゼンテーションなどで、ストーリーの進行や説明をする文章や音声のことを指します。ナレーションは、主要なポイントを伝えたり、視聴者や聴衆に情報を提供するために使用されます。文章や音声として表現されることが多く、スタイルやトーンは、コンテンツの雰囲気や目的によって異なることがあります。例えば、説明的で客観的なものから、感情的で主観的なものまで、多様なスタイルがあります。

■ナレ録り|ナ行

ナレーションを録音することを「ナレーション収録」といいます。ナレ撮りは、その略称です。
ナレーション収録は、映像作品やプレゼンテーション、広告などで使用されるナレーションを制作するためにおこなわれます。テキストを書いたり、セリフを覚えたりして、マイクで音声を録音することが一般的です。録音は、専用のスタジオでおこなわれる場合もあれば、自宅やオフィスなどで録音することもできます。
ナレーション収録の目的は、クオリティの高いナレーション音声を制作することで、映像作品やプレゼンテーション、広告などのコンテンツのクオリティを向上させることです。音声の質やトーン、リズム、表現力などを調整することで、視聴者や聴衆の注意を引きつけ、情報を伝えるための必要なエモーションや感情を表現することができます。

■ノンモン|ナ行

ノンモンとは、ノンモンタージュ(non-montage)の略称で、編集の段階でカットやトランジションをおこなわずに、撮影した映像をそのまま繋いで、シーンを構成する方法のことです。
ノンモンは、シンプルでストレートな構成になり、素材の持つリアリティーや瞬間感が強調されます。また、カットのない自然な流れが得られるため、ドキュメンタリーやインタビューなどのリアルな映像表現に適しています。
一方で編集の自由度が少なく、一度撮影した映像がそのまま使われるため、撮影時のミスや演出の失敗が修正できないというデメリットもあります。また、映像の流れが単調になりがちなため、長い時間の映像を制作する場合は、カットやトランジションを加えることが必要になることもあります。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|ハ行

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■ハウススタジオ|ハ行

一軒家やマンションの一室を撮影用として貸し出しているスタジオのことです。室内には家具をはじめ、特定の撮影ジャンルにも効果的な雑貨やキッチンなどの設備も備わっているのが特徴です。一般的な撮影スタジオと違って、住居ということもあり自然光が部屋に差し込むため、よりリアルな雰囲気の撮影が可能になります。また、あらかじめ家具等のセットが備わっているため、一からセットを作る必要がなく「撮影コストを安価に抑えられる」メリットがあります。

■バミリ|ハ行

ステージ全体を見て、出演者の立ち位置や道具、マイクや照明が当たる位置などを設定する「バミル(場見る)」という動詞から派生した名詞です。映像制作や舞台などで、その設定された床や柱の位置に粘着テープや、暗転時にもわかるようにテープでつけた目印のことを指します。場所についての目印としてだけではなく、舞台の端や階段の縁などに貼って、注意喚起という目的でも使われます。映像では視聴者に見えづらい黒色を使用することが多いです。

■バラし|ハ行

撮影で使用した機材やセッティングしたスタジオの解体することをいいます。片付けや撤去と同じ意味でもあります。
または、撮影に向けて撮影技術者や演者、監督の方の都合が悪くなり、予定等を合わせたものの撮影ができなくなり、予定を白紙にすることも“バラし”ともいいます。何らかの理由により撮影の実行が不可能になったときに利用することが多いです。

■ビットレート|ハ行

音声やビデオなどのデジタルメディアの情報量を表す指標です。具体的には、1秒間あたりに転送されるビット数を表します。ビットレートは通常、単位時間あたりに送信されるデータの量をビット単位で表します。例えば、音楽ファイルのビットレートが128kbpsの場合、1秒あたりに128,000ビットの情報が転送されることになります。
ビットレートが高いほど、デジタルメディアの品質は高くなりますが、同時にファイルサイズも大きくなります。一方、ビットレートが低い場合は、品質が低下する可能性がありますが、ファイルサイズが小さくなるため、ストリーミングやオンライン配信などの用途に適しています。

■フレームレート|ハ行

1秒あたりに表示または記録されるフレーム数を表す指標です。主にビデオやアニメーション、ゲームなどで使用されます。
例えば、1秒間に30フレームのフレームレートでビデオを再生する場合、1秒間に30枚の画像が繰り返し表示されることになります。一般的に、フレームレートが高いほど、画像がスムーズに見えます。フレームレートが低い場合は、速い動きや細かい動きが不自然に見えるなど、動画がカクカクとした印象を与えることがあります。フレームレートは、ビデオの品質やスムーズさに大きく影響を与えるため、ビデオ制作やゲーム制作においては、重要なパラメーターのひとつとなっています。

■別撮り|ハ行

言葉のとおり、別(後)で撮ることです。撮影日程の都合上、1日で終わらない場合に、別日に予定し撮影をおこないます。
または、春夏秋冬で季節を変えて撮影する場合や、料理だけできたてのものを再度撮影する場合など、一連の撮影とは別におこなう時に使用することもあります。

■ぼかし|ハ行

フォーカスを甘くして、あえて該当箇所を滲んだように見せるテクニック。一般人の顔や特定の番号など、視聴者に映像から情報を取得されたくない場合に使用することが多いです。
モザイク処理と使用用途が似ていますが、目立ちにくいという点でぼかし処理のほうが汎用性は高いです。

■ポストプロダクション|ハ行

ポストプロダクション(Post-Production)は、撮影が終わってから動画を編集して完成させるまでの作業のことを指します。また、それを業務として下請けする制作会社・編集スタジオなどのことをポストプロダクションと呼ぶこともあります。ホスプロと略称されることもあります。
企画構成・絵コンテを完成させることや、スタッフやキャスティング、ロケハンなど撮影準備段階までにおこなう作業のことは、プリプロダクション(Pre-Production)と呼ばれる。

■ホワイトバランス|ハ行

カメラで撮影した画像において、白色に近い色がどのような色味で表現されるかを調整する機能やプロセスのことです。カメラが自動的にホワイトバランスを調整する場合、周囲の光の色温度に応じて、白色に近い色が画像内で実際の白色に近くなるように調整されます。しかし、カメラが自動調整をする場合でも、光の条件によっては、画像内で色が現実と異なって見えることがあります。この場合、カメラの設定を手動で調整することで、より正確な色再現を実現することができます。ホワイトバランスの適切な設定は、写真やビデオの品質を向上させるために非常に重要な役割を果たします。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|マ行

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■マスター|マ行

ビデオなどにおいて複製を作る際の、コピーする親の映像とその媒体のことを指します。多くの場合、映像はマスター、音をマザーと呼び分けています。

■マルチランゲージ|マ行

タイトルが複数の言語で収録・制作をされることです。ユーザーは、これらの言語を切り替えて選択し鑑賞することができます。DVDでは複数の音声トラックとサブタイトルを使用してマルチランゲージ機能の実現が可能です。映画の吹き替えだけでなく様々な場面で活用されており、海外への製造拠点移転、外国人雇用、外国人観光客向けのビジネス誘致など、グローバルに多様化するビジネスシーンおいてマルチランゲージ化は必須になっています。

■ミキサー|マ行

複数の音源からの音声を適切なバランスに混合・調整して聞きやすい音質にする機器のことです。ミキサーには大きく分けて、アナログミキサー、デジタルミキサー、パワードミキサーの3つの種類がある。デジタルミキサーは機能が多く、操作が簡単であることも特徴です。これらのミキサーを扱うスタッフのことを“ミキサーさん”と呼ぶこともあります。
動画制作では、小型ミキサーを使い、話者の声のボリューム調整や、複数人が会話する場合に音声バランスの調整に使われます。ミキサー内で録音もできる機材もあるため、音声収録のバックアップとしても使用されます。

■見切れる|マ行

画面の中に映したくないものが映り込んでしまうことです。撮影スタッフやお客様がカメラに映る位置にいることで映り込むこともあります。“見切れる”とは“本来見えるべきではないものが見えてしまう”ということを意味しますが、“本来見えるべきものが見えない”という正反対の意味を指すこともあるので注意が必要です。例として、“関係のない人が見切れてるから、トリミング等の加工が必要”、“被写体が見切れているからこの素材はNG”このように意味が大きく異なります。

■ミックス|マ行

トランジションエフェクトのひとつで、映像がオーバーラップしながら、古い映像から新しい映像に入れ替わる効果のことです。

■メガピクセルカメラ|マ行

撮影した写真や映像の解像度を表す単位である“ピクセル”の数が100万個以上、つまり100万画素を超えるカメラのことを指します。
メガピクセルカメラは、高解像度の写真や映像を撮影することができるため、プリントアウトした場合にも美しい画質が得られることが特徴です。また、カメラの画質を向上させることができるため、プロの写真家や映像制作現場で使用されることが多いです。
一方で、ピクセル数が多い分、撮影したデータの容量が大きくなり、保存に必要なストレージ容量も大きくなります。

■モーショングラフィックス|マ行

文字やロゴ、様々な図形、イラスト、写真など、静止画では表現しきれない動きや音を加えて動画にしたものです。
モーショングラフィックスは、文字やイラスト、写真、動画などの要素を組み合わせて、独自の世界観やストーリーを表現することができ、動きを付けることで、情報の伝達や印象付けにも効果的です。
動画のオープニングやCM、Webサイト、ミュージックビデオ、デジタルサイネージなど利用の幅も広く、メリットとして情報の伝わりやすさがグローバル的であり、わかりやすく的確に伝えることが可能となります。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|ヤ行

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■やおや|ヤ行

被写体を奥行きのある空間に配置するために、前方から後方にかけて傾斜を持たせた床のことです。このような床を用意することで、被写体をより立体的に見せることができます。また、「八百屋」という言葉の由来は、商品を陳列する際に手前を低く、奥にいくに従って高くすることが多い八百屋の配置からきているといわれています。

■焼く|ヤ行

CDやDVDなどの記憶メディアに対し、データの書き込みをおこなうことを指します。
この表現は、データの書き込み時に光学ドライブがレーザー照射によって、記録面の有機色素を変色させ、情報を書き込んだ後に熱によってディスクが温かくなることが由来とされています。
一般的なファイルや紙媒体をPDFファイルへ変換・読み取りする場合も“焼く”という表現を使うことがあります。
ただし、フラッシュメモリ(USBメモリなど)やハードディスクドライブなどにデータを書き込む場合には使用されません。

■ユニバーサルデザイン|ヤ行

1980年代、米国ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏によって提唱された障がいの有無・度合いにかかわらず「年齢や能力、状況などにかかわらず、デザインの最初から、できるだけ多くの人が利用可能にすること」をコンセプトとした建築(設備)、製品、情報などの設計(デザイン)のこと。つまり、年齢、性別、障がいの有無、文化背景、言語など、あらゆる人々が自由にアクセスできるように、デザインに配慮することを意味しています。

ユニバーサルデザインは下記7原則から構成されている。
①誰でも公平に使えること。(公平な利用)
②使う上での柔軟性があること。(利用における柔軟性)
③使い方が簡単でわかりやすいこと。(単純で直感的な利用)
④必要な情報がすぐにわかること。(認知できる情報)
⑤簡単なミスが危険につながらないこと。(うっかりミスの許容)
⑥身体への過度な負担を必要としないこと。(少ない身体的な努力)
⑦利用のための十分な大きさと空間が確保されていること。(接近や利用のためのサイズと空間)

■寄り|ヤ行

ズームなどで被写体に近付き、できるだけアップに撮るカットを「寄り」という撮影用語です。被写体に寄って撮影をおこなうため、全体的な内容を伝えにくいという欠点がありますが、バストショットやアップショットなど、細部を表現したり、一点に注意を引き寄せることで、強くインパクトのある印象を与えることが可能です。また、「寄り」の逆の映像を「引き」といいます。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|ラ行

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■ライブ配信|ら行

インターネットを通じてリアルタイムで動画や音声を配信することです。一般的には、オンラインストリーミングプラットフォームやソーシャルメディアなどのWebサイトを通じて配信されます。ライブ配信は、各種イベント、ビジネスプレゼンテーション、音楽コンサート、ゲームプレイなど、様々な場面で利用されます。また、視聴者とのインタラクションを可能にする機能があり、チャットやコメントを通じてリアルタイムに意見やフィードバックを受け取ることができます。最近では、ライブ配信を活用したウェビナーやオンライン会議などもおこなわれるようになっています。

■リテイク|ら行

撮影したカットの撮りなおしをリテイクといいます。役者や話者の言い間違い、カメラマンの操作ミス、音声に騒音が入ってしまったなど、リテイクをおこなう理由は様々あります。ただし、NGのリテイクをするとは一概には言えず、リテイクした上で、最初に撮ったカットを採用することもあります。

■レフ版|ら行

アルミ表面をざらつかせたものや白い紙を貼った板で、光を反射させる為に用いられるものが一般的にレフ版と呼ばれます。日陰になってしまう部分に対し、補助光としてレフ板からの光を当て、全体の露出をコントロールするために使用されます。
レフ版として市販されているものもありますが、手作りのものや、その場にある布・紙や板を用いてレフ版とするケースもあります。形状も様々でありサイズ等明確な規格もなく白色や銀色などで反射率の高い素材であればレフ板として使用可能です。
人物に対して60度から90度の角度で当てることが多く、逆光での撮影において人物を明るくするために使用したり、時にはカメラに入る余計な光を遮るために使用することもあります。

■ロケ|ら行

ロケーション撮影の略称で、スタジオの撮影ではなく、屋外や室内の実際の場所で撮影することを指します。BtoBの動画ではオフィスでの撮影が多いが、これもロケーション撮影となります。ロケーション撮影は、リアルな雰囲気や美しい風景を取り入れることができるため、より自然な映像を作り出すことができます。しかし、天候や周囲の環境によっては、撮影に支障が出ることもあります。また、撮影許可を得るために手続きが必要であったり、交通費や宿泊費がかかることもあります。

■ロケハン|ら行

ロケハンとは和製英語で、ロケーションハンディングの略称です。ロケーション撮影をおこなう前に、撮影場所を事前に下見する行為のことです。実際のロケーションを訪れ、撮影に必要な機材や小物、カメラポジションなどを決めます。また構成案の作成のために、あらかじめ関係者への取材や現地の様子などを下見するシナリオハンディング(シナハン)もありますが、予算・納期の都合で、ロケハンと兼ねることがあります。

ロケハンをおこなうことで、以下のようなメリットがあります。
・撮影に必要な設備や備品、セットなどがどのように用意すべきかを把握することができる。
・撮影に際して問題となる可能性のある要因を事前に把握し、対処策を立てることができる。
・撮影スケジュールや予算の見積もりを正確におこなうことができる。

また、ロケハンをおこなうことで、撮影現場でのトラブルを減らし、撮影のスムーズな進行を促すことができます。

動画制作時に業者の言っている意味がわかる用語集|ワ行

■ワイプ|ワ行

映像表現として使用され、動画編集においてはカット間を繋ぐエフェクトのひとつです。画面片隅の斜め方向や上下左右方向から、丸・三角・ひし形・自由形状などにより、元の画面と次の画面を拭き取るように画面切替をするテクニックです。英語の「Wipe:拭き取る」という言葉から来ています。
画面の中の画面(小窓)をつけ、そこに映像を表示することもワイプ(コーナーワイプ)と呼ばれることもありますが、正確にはピクチャーインピクチャーと呼びます。

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