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スタジオ収録と宅録の品質の違いとは?

目次

  1. スタジオ収録のメリットとデメリット
  2. 宅録のメリットとデメリット
  3. 宅録のデメリットを解消するために

動画へナレーションを入れる場合、今まではスタジオ収録が一般的でしたが、新型コロナウイルス感染症のまん延により、人が密集する状態を回避する傾向が高まってきたこともあり、スタジオ内で人が密集した状態での収録を敬遠される企業様も増えてきています。

最近はマイクやオーディオインタフェースの価格も値下がりし、高機能で高音質な機材を手軽に入手できるようになりました。ネットで使い方のノウハウなどの情報も十分に入手できるためSOHOや自宅で仕事をするナレーターも増えてきました。

従来のスタジオ収録では費用も高めになりがちなため、なんとかコストを抑えて収録できないかという発想で登場したのが宅録という収録方法です。ナレーターが自身で揃えた機材とソフトを使用して、自ら録音と編集することによって、今までかかっていたスタジオとエンジニアの費用をカットすることが可能となり、低価格で収録する方式となります。

スタジオ録音のメリットとデメリット

音声を収録する方法としては最も高音質な手法です。
ナレーターが読んだ音声を、エンジニアが収録した音声データを編集します。制作側のプロデューサーはお客様の要望を汲んで演出などの指示を出し、各専門家が自分の仕事をプロフェッショナルにこなして行きます。関係者が一同に介しているため、不具合がある場合はその場ですぐ対応できます。複数のナレーターで収録する場合でも音質を揃えることが可能です。

デメリットは、スタジオ、エンジニア、ナレーター、お客様(立ち合い希望の場合)のスケジュールを合わす必要があり、手間と時間がかかること、またスタジオのレンタル費やエンジニア、ナレーターの人数など、関わる人員が多ければ多いほど収録費用が高めになりがちとなります。

宅録のメリットとデメリット

宅録は、ナレーターのスキルや使用している機材によって左右されるため、音質が人によって大きくバラつくケースが出てきます。防音室を設置して、スタジオ並みの環境を用意して収録するナレーターもいれば、整っていない環境で収録するナレーターもいます。
過去に宅録は音質がイマイチだという印象もありましたが、現在では音声を調整する操作性の高いソフトが手軽に手に入り、ネット環境の発達なども後押しして、スタジオ収録から宅録へと需要がシフトしていく傾向にあります。

なんといっても、お客様が感じる最大のメリットは価格が安いということでしょう。スタジオ収録をする場合は人が移動して、スタジオも確保するので、一行の録音であってもそれなりの費用が発生します。宅録の場合は人の移動もなく、スタジオも不要です。その結果、スタジオ収録よりも料金が安くなります。

デメリットとしては、スタジオ収録は音質が保証されますが、宅録の音質は先に記載した通り、ナレーターによって異なります。複数人の声優やナレーターを使って掛け合いをした場合だと、音質が揃わないため違和感が生じることもあります。またナレーターに全ての編集を任せて納品された場合、編集の技術レベルの差も重要になってきます。

もう一つ注意点としては、原稿量が多い場合、スタジオ収録よりも納品に時間がかかってしまうことがあります。宅録ナレーターは、ナレーションを専門にやっている方だけではなく、別の仕事もしながらナレーションの仕事をしている方も多くいます。そのため、一日で録音できる時間が限られる関係で、スタジオでまとめて収録するよりも逆に時間がかかってしまう場合があります。

宅録のデメリットを解消するために

サン・フレアでは、お客様へリーズナブルにナレーションサービスをご提供するために、ここまで説明してきた宅録のデメリットを解消する編集やマスタリングをエンジニアが行うようにしています。ナレーターが録音した原音の品質をエンジニアの処理によって最大限に引き上げることで、スタジオ収録と遜色のないクオリティでご納品いたします。

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