国内最大の工作機械の展示会「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」が、2024年11月5日(火)から11月10日(日)までの6日間、東京ビッグサイト全館で開催されます。
サン・フレアは翻訳会社として本展示会に協力し、公式新聞の翻訳を担当します。これは主催の日本工作機械工業会と東京ビッグサイトが発行し、日刊工業新聞社が会期中に編集するもので、当社は国内外への情報発信をお手伝いすることになります。業界から大きな注目を集めているその内容について、ここで詳しく解説します!
「JIMTOF」って?
JIMTOFは、日本国際工作機械見本市(Japan International Machine Tool Fair)の略称で、世界中の工作機械および関連機器の最新技術と製品が一堂に会する展示会です。1962年から隔年で開催されており、「世界四大工作機械見本市」に数えられる大きな展示会で、日本国内だけでなく海外からの出展社・来場者も多く見られることが特徴です。
今回のJIMTOFは前回2022年の開催に続き、東京ビッグサイト全館で開催、出展社数はなんと過去最大の1,019社・5,726小間まで成長した、大規模な展示会です。
JIMTOF以外の世界四大工作機械見本市
EMO (Exposition Mondiale de la Machine-Outil):ドイツとイタリアで交互に開催
IMTS (International Manufacturing Technology Show):アメリカのシカゴで開催
CIMT (China International Machine Tool Show):中国の北京で開催
JIMTOF2024 について
主催は、一般社団法人日本工作機械工業会と株式会社東京ビッグサイトです。国内外の企業が選りすぐった工作機械や機械工具をはじめ、各種装置・測定機器、関連ソフトウェア、周辺機材など様々な出展物が予定されています。
会場・会期・開催時間は?
会期は2024年11月5日(火)~11月10日(日)の6日間、東京ビッグサイト全館で開催されますが、展示棟によって開場時間が異なるので注意が必要です。
【西・南展示棟】9:00〜17:00(最終日は16:00まで)
【東展示棟】10:00〜18:00(最終日は16:00まで)
会場への行き方は?
東京ビッグサイトへのアクセスは、りんかい線「国際展示場駅」から徒歩7分ほど、ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」から徒歩3分ほどとなっています。
住所:〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
無料のシャトルバスなども運行しているので、詳細は下記URLをご確認ください。
入場方法は?
出展者を含む完全登録制となっており、入場には招待券か有料入場券が必要です。有料入場券は、会期中 3,000円/前売 1,000円(税込)(学生:無料)となっています。
会期前に前売券を購入することでお得に入場することが可能ですので、早めのお申し込みをオススメします!
詳細については下記URLよりご確認いただけます。
ここが注目のポイント!
JIMTOFでは多くの企業ブースで新製品や新技術の展示を見ることができますが、その中でも注目のイベントや企画をご紹介しちゃいます。
特別併催展 Additive Manufacturing Area in JIMTOF
南展示棟の南1ホールには、AM技術(Additive Manufacturing)に関する特設の展示エリアが設置されます。いわゆる「3Dプリンティング技術」のことで、製造業における様々な課題を解決し得るトレンドの革新的技術です。
詳細は下記URLでまとめられています。
JIMTOF2024 Webサイト「Additive Manufacturing Area in JIMTOF2024」
展示エリアでは最新の製品や技術が出展され、多くの講演会やセミナー、ワークショップが予定されています。前回からの継続開催となっており、その注目度の高さが伺えます。
次世代に向けて発信する、アカデミックエリア
同じく南展示棟の南4ホールには、「アカデミックエリア」が新設されます。学生を対象にしたセミナーや体験型コンテンツを提供する企画展などが実施予定で、次世代を担う学生と出展企業との交流を促進します。
アカデミックエリアの詳細は下記URLをご覧ください。
JIMTOF2024 Webサイト「アカデミックエリア/学生向け企画」
その他にも企画がいっぱい
会期中には、多くの講演会やセミナー、ワークショップが予定されています。工作機械業界をリードする企業や専門家から直接話を聞ける、貴重な機会となること間違いなしですね。
事前申し込み制となっているので、早めにご確認ください。
講演会・セミナーの情報は下記URLにあります。
会場マップ
公式新聞JIMTOF2024 Map&Dairy Newsについて
JIMTOFでは会期中、会場の様子を取材した日刊の公式新聞JIMTOF Dairyが発行されます。日刊工業新聞社が主催者公式として発行しているので、展示会の見どころやニュース、注目の企業ブースや製品、業界のトレンド情報などに関する内容となっています。電子版もありますが、会場内ではタブロイド判が配布されます。
会場マップと公式新聞が一体化?
今回のJIMTOFでは初めての試みとして、会場マップと公式新聞が一体化します!おすすめの歩き方や会場ニュースを網羅する新媒体「JIMTOF2024 Map&Dairy News」が登場、32ページの大ボリュームで会期中は毎日発行される予定です。
記事は日英語併記!サン・フレアが翻訳
他の展示会ではあまり見られませんが、JIMTOF Dairyの記事は日英併記で作成されます。海外からの来場者が多く、英語表記の要望が強いようです。ここでも、JIMTOFや日本の技術が海外から注目されていることが実感できますね。
サン・フレアは発行元の日刊工業新聞社様からご依頼を受け、記事の日本語から英語への翻訳を対応しております。前回に続いてJIMTOFでは2回目ですが、2019年には国際ロボット展で同様のご依頼をいただいており、今回3回目のご協力となります。
記事翻訳の悩みをサン・フレアが解決
毎日会場で書かれる取材記事を翌日に発行するためには、スピーディーな翻訳が求められます。これは機械翻訳が得意とするところですが、記事の内容は非常に専門的で、最新技術や専門用語を正確に訳すことは簡単ではありません。さらに新聞記事のため、読みやすさや分かりやすさが重視され、時には意訳が求められる場面もあり、また限られた紙面のスペースでは文の長さにも配慮が必要なんです。
本案件に対するソリューションは、サン・フレアが強みとする専門性と柔軟性です。過去の対応では、技術分野とマーケティング分野に知見を持つ作業者を選定し、プロジェクトマネージャー、ネイティブ翻訳者、エディターを中心とする翻訳チームを組んで会場内の編集室に毎日常駐しました。日刊工業新聞社の記者の方にもご協力いただき、記事ができ次第すぐに翻訳を開始し、夕方の校了時間に間に合うよう作業を完了させました。
実際の公式新聞は会場で
このような記事の英語化は、日本の技術をグローバル市場に素早く周知し、海外との技術交流を促進する、当社にとっても大変興味深い案件です。日刊工業新聞社様の事業に貢献すべく、JIMTOF2024でも過去の経験を生かし、迅速かつ正確な翻訳を心掛けてまいります。
また、当社は技術翻訳とマーケティング翻訳のどちらにも長年の経験があり、分野横断的な文書への対応も強みとしています。翻訳が必要な際には、お気軽にご相談ください。
JIMTOF2024 Map&Dairy Newsは、会場内の受付や各入口で配布予定です。マップも含まれておりますので、ぜひお手に取っていただき、記事のコンテンツを楽しみながら会場を散策ください。