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大学の研究活動であらゆるサポートをするURAとしての重要なポイント

目次

  1. 近年注目を集めるURAとは?
  2. URAの業務内容とは?
  3. 実際のURAの活動事例は?
  4. URA業務における翻訳の役割は?
  5. URAに関わる文書翻訳を翻訳会社に依頼するメリットは?
  6. サン・フレアのURA翻訳の実績は?

大学等の組織において、研究者が各自の活動に専念できるよう、研究の活性化やマネジメントの強化を目的とする専門の人材のことをURA(University Research Administrator)と呼びます。今回の記事ではそのURAに焦点を充て、URAの業務内容や活動例などを解説しながら、翻訳の力がURA業務にどのように役立つのかをご紹介いたします。

近年注目を集めるURAとは?

URAは平成23年、文部科学省が「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」の事業を開始したことをきっかけに、各大学等の組織へと導入が始まった職種です。文部科学省によると、令和3年時点では各大学に約1,600名以上のURAが配置されています。URAが担当する内容は各組織によって様々なものですが、主に研究の企画やマネジメント、資金調達や成果プロモーション、戦略の策定から研究力の分析・調査まで、様々な支援を提供するための業務を担当します。1研究者による研究に加えて、各分野の研究者が連携するチーム研究など、研究の進め方も日々変化しています。そのような状況の中で、国の研究力の強化・支援を担う人材として期待されているのが、URAなのです。

URAの業務内容とは?

では具体的に、URAはどのような業務をおこなうのでしょうか。その内容は幅広いものとなりますが、今回の記事ではプレアワード業務やポストアワード業務、研究戦略推進支援・関連専門業務といったURAの基本的な業務をご紹介します。

プレアワード業務

プレアワード業務は研究プロジェクトの企画・立案、研究プロジェクト実施のための折衝や申請資料作成の支援など、研究資金の確保の前段階の支援業務を指します。具体的には、研究者のマッチングから補助金の情報収集および分析、必要なデータ等の収集や申請書の添削などの支援をします。

ポストアワード業務

ポストアワード業務はプロジェクトの進捗管理や予算管理、評価対応関連の業務や報告書の作成など、研究資金を確保した後段階の支援業務を指します。具体的には研究や予算計画の作成、各種ミーティングの実施や運営、知的財産の取得や研究プロジェクトでおこなう評価員会の運営など、研究者が研究に専念できるよう支援をします。

研究戦略推進支援・関連専門業務

研究戦略推進支援では、科学技術政策などの情報収集や分析、研究者の研究分野や研究者情報データベースの整備、研究拠点の作成や研究支援体制の支援などをおこないます。関連専門業務では海外機関との連携を支援する国際連携支援、国内の産学連携支援、知的財産の調整や研究広報など、研究を多角的に支援します。

実際のURAの活動事例は?

上記がURAの基本的な業務内容ですが、実際には各機関によって業務内容や特徴もそれぞれ異なる傾向にあります。たとえばURAとして研究支援業務をおこないながら、ワークショップや研修会などを通して認定制度を設け、URA自体のスキル向上を積極的にめざすケースもあります。あるいは、URAの情報をとりまとめたサイトやURAとして研究活動に役立つポータルサイトや資金情報サイトを創ることで情報を「見える化」したり、研究者間の交流を促すセミナーやイベントを開催したりなどして、研究をあらゆる側面から支援し、活性化を図っている事例もあります。また、学内ファンドを設計・運営して研究力を強化したり、世界の研究大学と積極的な交流や海外拠点の活用などを通じて国際化を図ったりなど、機関の特色を生かして研究支援をおこなう組織も存在します。

URA業務における翻訳の役割は?

上記のようにURAの業務は非常に幅広く、多分野にまたがります。それに伴って、様々な書類作成業務も発生します。論文や研究支援資料、研究情報の発信から契約書類まで、国外に発信したり、国外の資料を国内向けに用意したりなど、翻訳を必要とする文書も多く取り扱います。URAが取り扱う文書は専門知識や学術的な知見を必要とするものも多く、各機関に提出するケースも発生するため、正確性が高く上質な翻訳が欠かせないといえるでしょう。

URAに関わる文書翻訳を翻訳会社に依頼するメリットは?

URAに関わる文書は実績のある翻訳会社への依頼することで、高度な専門性を要しながら、正確かつクオリティの高い翻訳の質を確保できるため安心です。さらに、URAにおける情報の発信先や入手先は世界各国となるため、多言語翻訳が必要になるケースも多いでしょう。そういった面でも翻訳会社を活用することで、多言語翻訳をまとめて依頼することも可能です。またURAの業務は多種多様であるため、翻訳が必要な文書も様々です。たとえば特許資料とセミナー資料では、その内容はもちろん、文書のトーンなども大きく異なります。翻訳会社に依頼することで、各文書の内容を反映しながら正確な翻訳をしてもらうことができるため、その後の円滑なコミュニケーションにつながるといえるでしょう。

サン・フレアのURA翻訳の実績は?

サン・フレアはこれまで、研究室のPR、セミナー資料から研究情報の発信まで、URAの業務に関わる多数の文書翻訳を手掛けてきました。さらに研究関連文書として論文や共同・受託研究資料、研究支援資料から海外大学との協定書まで、幅広い文書翻訳の実績があります。また、翻訳だけでなく取材・企画提案や動画の撮影・編集、BGMやナレーションの収録から字幕挿入まで、あらゆる素材の制作をワンストップでおこなうことも可能です。

URA翻訳は豊富な実績のあるサン・フレアへ!

研究を多角的にサポートする、頼もしい存在のURA。海外と連携したり、海外の情報を入手したりする状況も多いこの業務において、翻訳は大切な役割を果たします。サン・フレアの登録翻訳者数は6,000名以上、世界90言語以上に対応しています。お客様のご要望や専門性、文書の種類に合わせて翻訳者を選定し、正確かつ質の高い翻訳をご提供いたします。納期に関しても、柔軟にご対応いたします。URAに関する翻訳をご検討の際は、ぜひお気軽にサン・フレアにお問い合わせください。

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