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2026年1月23日(金)、サン・フレア東京本社にて知財セミナーを開催しました。
今回は、知財の世界に飛び込んで1年目の私が、当日の様子をレポートします!
初めての運営でドキドキでしたが、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!(^^)!
今回のセミナーテーマは…
「外国出願における生成AI・機械翻訳活用のポイント」
~知財部を取り巻く環境変化と翻訳会社が提供するサービス~
です!「生成AIをどう知財業務に活かしていけばよいのか?」
「外国出願にAIや機械翻訳を取り入れたいけれど、何から始めればよいか分からない…」そんなお悩みにお答えできるような内容で構成しました。
講師は、こちらのブログでもおなじみの知財営業・鈴木祐介さん。
若手3年目がインタビュー!知的財産分野とMTPE(機械翻訳ポストエディット)の現状~未来について
先日、出版された「生成AIによる知財業務効率化と活用の手引き」(株式会社情報機構)でも分担執筆をしており、「企業知財部が押さえるべきAI技術の特徴と翻訳プロセスへの適用」を担当しました。
2026年冬に株式会社情報機構が発刊予定の「生成AIによる知財業務効率化の活用の手引き」に当社の鈴木祐介が執筆した記事が掲載されました
私は初セミナー運営で相当緊張していましたが、祐介さんはいつも通り安定感たっぷり…。「さすが祐介さん…!」と心の中で何度もつぶやいていました。
応募開始より多数のお申し込みをいただいたこともあり、当日は熱気のある会場に!

ここからは、実際にどんな話があったのかをご紹介していきます。
導入~:これまでの機械翻訳と生成AIの技術的変遷
まず触れたのは、機械翻訳と生成AI翻訳の違い。
いざ「何が違うの?」と聞かれると、なかなか答えるのが難しいかと思います。
本セミナーでは、「機械翻訳」「生成AI翻訳」「AI翻訳(NMTベース)」と区別して説明しました。
講師からは、翻訳会社の視点で、「それぞれの違いや限界を理解した上で、どの場面でどう使うかが重要」とお伝えしました。
外国出願を取り巻く環境変化
次にお話ししたのは、外国出願を取り巻く環境変化(円安・特許庁や現地代理人の手数料高騰など)が特許翻訳にも影響を与えていること!
その中でも、参加者の多くが深くうなずいていたお悩みがこちら。
- 「翻訳コストは抑えたい…」でも、誤訳は絶対許されない!」
「うちの会社のことかな…?」という表情の方も多数。
参加いただいたみなさまが、うなずきながら話を聞いている姿が印象的で、まさに今、多くの知財部が同じ課題を抱えていらっしゃるのだと感じました。
上記のお悩みを両方解決するための選択肢としても、生成AIの導入・活用が注目されているんです!
AIはどんな風に活用できる?— 特許翻訳プロセスを分解して紹介
セミナー後半は、翻訳プロセスへAIを組み込む際の考え方と実践ポイントを紹介。
翻訳会社として蓄積してきたノウハウや、実際の検証結果を提示しながらお話ししました。
「実際に企業の知財部でどのように導入しているのか?」
「どんな翻訳工程にAIを使うと効果が出やすいのか?」
といった“翻訳会社ならでは”の視点をお伝えしました。参加者のみなさまは時折メモを取りながら、熱心に耳を傾けていました。
翻訳コスト最適化の第一歩は、“現状を知ること”から
そうはいっても、AI導入によるコスト削減はハードルが高い、と感じる方も多いはず。
そこで講師からは、以下のポイントをお伝えしました。
- コスト最適化の第一歩は、現状の翻訳プロセスの“見える化”から!
「コスト最適化」と聞くと、つい大がかりな取組みを想像しがちですが、現状を見直すだけでヒントが得られるかもしれません!
ちなみにサン・フレアでは、上記のサービスも承っていますので、見直しの際にはぜひお声がけください (^^♪
最後に: 生成AI活用のポイントとまとめ
セミナー終盤では、サン・フレアのAI導入事例を踏まえつつ、特に重要なポイントとして以下の3点を紹介しました。
- 生成AIは“目的”ではなく“手段”である
- 人がどこに、どうやって、継続的に、再現性高く使用できるかを考える
- 使いこなす人の力量に応じて成果も左右される
また、セミナーのまとめとして、下記のような比喩をご紹介しました。
生成AIは“包丁”と同じ。
包丁がいい料理を勝手に作ってくれるわけじゃなく、
使う人と使い方で結果がまったく変わる。
AIを導入すること自体を目的にするのではなく、どんな目的で、どのように使っていくのかが重要なんですね…!
1時間半の濃い内容でしたが、参加者のみなさまのおかげで無事終了しました。
参加いただいたみなさまからの感想をちょこっと紹介!
セミナー後のアンケートでは、
- 「翻訳業界における生成AI活用への期待値を知ることができてよかった」
- 「翻訳会社としての知見を踏まえて説明がなされ、説得力のある分かりやすいセミナーだった」
- 「自分なりの検討結果・結論の再確認をすることができ良かった」
といったご意見・ご感想を多数いただきました。
また、「AI翻訳を実際に活用するときのテクニックが知りたい」といったリクエストも寄せられ、今後の企画に向けて励みになるご意見もいただきました。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひお問い合わせください!
いかがでしたでしょうか?
今回は大まかな内容の紹介になりましたが、お客様の実務に合わせて、もっと深く・もっと実践的にお話しすることも可能です!
みなさまの外国出願業務がより効率的に、そして安心できる形で進められるよう、サン・フレアは引き続き全力でサポートしてまいりますので、よろしければ、ぜひ「お問い合わせ」よりお声がけくださいね(#^^#)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事を書いた人

すもも
知的財産分野の営業担当。知財の業界に入って1年目になります。
社会人になってから一層お酒が好きになり、最近はオリジナルカクテルを作るのにハマっています。
