ノートPCなどの汎用コンピュータやスマートフォン等の携帯用情報端末にインストールして使用する医療用途のアプリケーションソフトウェアは、日本では医療機器プログラムと呼ばれ、疾病診断用プログラム、疾病治療用プログラム、及び疾病予防用プログラムとして分類され、薬機法の規制対象となっています。また、国際医療機器規制当局フォーラム(IMDRF)では、このような医療機器プログラムをSaMD(Software as a Medical Device:医療機器としてのソフトウェア)と呼んでいます。
医療機器プログラム(SaMD:医療機器としてのソフトウェア)は医療機器の完成品であるため、その設計開発のインフラストラクチャーには、医療機器の品質マネジメントシステムISO 13485及びリスクマネジメントプロセスISO 14971の適用が必須となります。さらに、SaMDの主要構成品であるソフトウェア(コンポーネントしてのソフトウェア)の設計開発には、IEC 62304「医療機器ソフトウェア-ソフトウェアライフサイクルプロセス」の適用が必須となります。
本セミナーテキストでは、新たな治療オプションとして注目されているデジタルセラピューティクスの米国FDAのDe Novo認可品(薬機法の疾病治療用プログラムに該当)のDecision Summary(審査結果のサマリ)を参考にして、比較的低リスクな新医療機器に要求されるIEC 62304、ISO 13485、ISO 14971、IEC 62366-1、IEC 82304-1、臨床試験、薬事申請書/添付資料のリンケージ(繋がりや関連)について考察を行い、医療機器プログラム(SaMD)の承認申請をサポートする設計開発プロセスの構築方法について解説を行っています。
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