CASE STUDY事例紹介

シミュレーションRPGゲームアプリの多言語ローカライズ(日本語 → 多言語翻訳)

業界:ゲーム開発企業

プロジェクト概要

オリジナルアニメを題材としたシミュレーションRPGアプリゲームを多言語にローカライズし世界に展開する。

課題背景

短納期で大量の日本語のインゲームテキストを英語・簡体字・繁体字・韓国語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語にしなくてはならない。
複雑なストーリーのため、相関図やストーリー展開の理解が不可欠。
表示上の文字数制限を意識して翻訳する必要がある。
セリフなどに関しては、キャラクターごとの特長を捉えたローカライズが必要。

導入ソリューション

ローカライズテスト(LQA)のご要望もあったため、インゲームテキストローカライズについては短期間で実施する必要があり、各言語リソース(翻訳者)の確保を行いました。 武器名・技名・魔法名などの固有名詞については、統一が絶対条件になるため、まず用語の翻訳を行い、お客様との共有を実施しました。 しかしながら、ファミリアライズ*実施の時間的余裕はないため、翻訳を進めながら世界観を把握していき、LQAで最終的なブラッシュアップおよび文字数制限対応を行う方向で進めました。 *ファミリアライズとは、ゲームのシステム・ストーリー・登場人物・世界観などの把握を行うことです。

工夫した点

日本語版が既にリリース済みの中、多言語版を同時にリリースする計画であり、ローンチスケジュールも決まっていたため、言語ごとの進行スケジュールを綿密に作成し、お客様と共有しながら進めました。
ヨーロッパ言語は、テキストバイト数が多くなるため、バイト数制限のマクロを作成し、翻訳者に意識させながら翻訳を実施しました。
LQAでは、実機によるテストと、エミュレーターを使用したテストを併用し、スピード感を持って最終的なブラッシュアップ作業を行い、無事決まっていたスケジュール通りにローンチすることができました。

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